新水前寺駅前駅
最終更新: not_specified
▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新水前寺駅前 | しんすいぜんじえきまえ | | 熊本県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1924年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
▼かつてこの駅を走っていた路線
▼備考
駅番号(電停番号)16の、熊本市電の電停。「駅」ではなく「電停」「停留場」とも呼ばれる。新水前寺駅と連絡橋で繋がっている。初めは「水前寺駅通」電停だったが、新水前寺駅が開業した後の2011年に、今の電停名に改称された。
ここから西方面では、A系統は熊本駅前・田崎橋(たさきばし)方面へ向かうが、B系統は辛島町を境にA系統のルートから分かれ、新町電停を経由して上熊本駅前まで伸びる。A系統・B系統はかつて、それぞれ「2系統」「3系統」と呼ばれていたが、2011年に現在のアルファベット系統名に改称され、この時赤・青のラインカラーも導入されている。元々は1~7系統まであったが、廃止路線を経由する1・4~7系統が廃止され、2・3系統だけが残っていたため、欠番だらけのその状態を分かりやすくするための改称と思われる。
一方、ここから東側はA・B系統共に水前寺線・健軍線を通り、健軍町(けんぐんまち)電停まで伸びている。この部分は両系統の通る重要な区間で、将来の延伸も計画されている(後述)。
※4系統は、廃止された藤崎宮前電停(現在の藤崎宮前交差点の場所)や熊本市電坪井線などを経由して、上熊本駅前まで伸びていた廃止系統。熊本市電には坪井線の他、幹線の一部や春竹線、川尻駅前の方まで伸びていた川尻線(かわしりせん)など、廃止された路線が他にもいくつかある。全盛期に比べると路線長が縮んだ熊本市電だが、2000年代に入ると市電の重要性が再認識され、廃止路線の復活や既存路線の延伸計画が持ち上がるようになった。
特に、健軍線の延伸ルートは「自衛隊ルート」と呼ばれ、2026年度の開業を目指している。健軍町止まりの健軍線を、熊本市民病院前まで伸ばす。熊本市民病院は元々、健軍線の通る神水(くわみず)交差点近くにあったが、2016年の熊本地震で病院の建物がうまく使えなくなったため、終点の健軍町から北に離れた陸上自衛隊健軍駐屯地前に病院の建物を新築し、2019年に移転開業した。そのため、今では熊本市電から熊本市民病院へのアクセスが遠いため、移転で離れた熊本市民病院を追うように、健軍線も延伸する。
※藤崎宮前交差点の西の方には、熊本電鉄の藤崎宮前駅が今もある。藤崎宮前までの市電の線路を復活させ、熊本市電と熊本電鉄の線路を繋げる構想もあるが、実現性は低いという。 ▼関連写真