新がつく駅地図手帖

新水前寺駅


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▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新水前寺しんすいぜんじ水前寺熊本県
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廃止
1988年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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JR九州豊肥本線(阿蘇高原線)普通鉄道

▼備考 

豊肥本線の駅。ここから東南東の方に、水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)という大きな庭園がある。江戸時代からある歴史の長い日本庭園で、代々の熊本藩の藩主によって造られたという。成趣園の更に東南東には、熊本県庁もある。 当駅では、熊本市電の新水前寺駅前電停と乗り換えできる。成趣園へのアクセスは、水前寺駅(新抜き駅)よりも当駅の方が良く、ここから市電で南東へ2駅、もしくは市電の道路沿いに徒歩で行ける。水前寺駅は、豊肥本線ですぐ東隣の駅。 豊肥本線(ほうひほんせん)は、大分駅(後)と熊本駅(後)を、内陸経由ではるばる結ぶ路線。大分から大野川に沿って南下し、豊後大野市へ着くと西へ向きを変え、豊後竹田などを通って坂の上トンネルをくぐり、阿蘇山のカルデラ内へ入る。このカルデラは巨大で、その中に広がる平原には鉄道も街も出来ている。カルデラの真ん中には、火口のある阿蘇五岳(あそごがく)がそびえている。阿蘇五岳北側の平原は阿蘇谷(あそだに)と呼ばれ、豊肥本線が通る。一方、阿蘇五岳南側の平原は南郷谷(なんごうだに)と呼ばれ、南阿蘇鉄道(後述)が通る。豊肥本線は阿蘇カルデラを通るため、「阿蘇高原線」の愛称も付いている。カルデラの西の端では、傾斜地に建つ立野駅(たてのえき)のスイッチバックを駆使して、カルデラを出る。その後、熊本平野へ下りて熊本へ向かう。2005年までは、線内を「あそBOY」というSLの臨時快速も走っていた。今は、その後継として特急「あそぼーい!」が走る。 スイッチバックのある立野駅では、南阿蘇鉄道高森線も分岐している。高森線には、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」という長い名前の駅もある(2020年までは読み仮名表記で日本最長だったが、後に嵐電の駅に抜かれている)。高森線は元々、高千穂線(かつて宮崎県側の延岡駅から高千穂駅まで伸びていた路線)と繋がって九州横断路線を成す予定だったが、高森のトンネル工事が湧き水噴出で中断し、未成線となった。そのトンネルは今、高森湧水トンネル公園として公開されている。 高森線も高千穂線も元は国鉄路線だったが、両方とも三セク転換され、高森線は南阿蘇鉄道、高千穂線は高千穂鉄道となった。しかし、高千穂鉄道は2005年の台風被害から復旧できず、2008年に廃線。今は高千穂鉄道の廃線跡を活かして高千穂あまてらす鉄道が走っているが、これは遠い目標ながらも、ゆくゆくは高千穂線の正式な復活を目指している。 ※2016年の熊本地震の被害で、豊肥本線と高森線の一部で運転ができなくなった(その間、あそぼーいのルートもそこを避けていた)。後に復旧工事が始まり、豊肥本線は2020年8月に無事復旧を果たした。高森線は、2023年夏に復旧予定。高森線の復旧後は、豊肥本線への直通運転や、高森湧水トンネル公園付近の新駅設置の計画もある。

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