新大工町駅
最終更新: 2023/01/04
▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新大工町 | しんだいくまち | | 長崎県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1934年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
▼備考
駅番号40の、長崎電気軌道の電停(停留場)。ここは蛍茶屋支線という線路にあり、主に3~5号系統がやって来る。一方、ごく僅かに2号系統も走るが、2号系統は深夜のみの運行。東隣には、新中川町停留場もある。
「新大工」「新大工町」は北側一帯の地名・近くの商店街名でもあり、シーボルト通り沿いを中心に店が連なる。新大工町では2021年現在、再開発が行われている。当停留場の真北には、「ライオンズタワー新大工町」というタワマンと商業施設が一体化した新しいビルが建設され、2022年10月に完成。更に、当停留場南東側にも別の新しいビルが建った。北側の土地には元々、長らく「長崎玉屋」という百貨店が建っていたが、建物が老朽化していた上に、売上も伸び悩んでいたため閉店に追い込まれ、その跡地を使っての再開発となった。
長崎電気軌道は、長崎市内で路面電車を運営している。「長崎電鉄」や、単に「電鉄」「電車」とも呼ばれるという。市民の足で、長崎市内の観光にも便利。一度は原爆の戦災を受けて運休した時期もあったが、それも乗り越え、長らく愛されている。2015年11月16日には、開通100周年を迎えた。この年には、ながにゃんという公式キャラも誕生している。
蛍茶屋支線(ほたるぢゃやしせん)は、西浜町停留場で長崎電気軌道の本線から分岐し、市役所停留場(公会堂前交差点)、諏訪神社停留場、ここ、新中川町停留場を通り、蛍茶屋停留場まで伸びている。途中、市役所停留場では西へ桜町支線(さくらまちしせん)も分岐し、そこを3号系統が通る。ただ、この分岐部のカーブで脱線事故が複数回起き、そのたびに3号系統に運休が出ている。同じ場所で2007・2015・2016・2020年に5回(2007年に2回)もの脱線が起きたため、国土交通省が調査に乗り出すなどした。原因は急すぎるカーブによるレールの変形だったり、運転手の操作ミスだったりと様々らしかった。桜町支線は途中、桜町~市役所間で市営駐車場と道路をくぐる特殊なトンネルのような場所を通る。
※市役所停留場は、たびたび改称されている。かつては立地する交差点名と同じ「公会堂前停留場」を名乗っていたが、2018年に「市民会館停留場」、2023年1月4日には「市役所停留場」へと再改称された。これは、元々は桜町停留場が最寄りだった長崎市役所が老朽化し、市民会館停留場前の新しい土地へ新築移転した事による。この新庁舎が、その日に完成した。改称前の停留場名の由来でだった長崎市民会館は、道路や停留場を挟んだ向かいにある。
※長崎電気軌道には他に、新地中華街停留場もある。 ▼関連写真