新田駅(福島県)
最終更新: 2020/10/31
▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新田 | にった | | 福島県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1988年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
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| 阿武隈急行 | ■阿武隈急行線 | 普通鉄道 |
▼備考
1988年に開業した、阿武隈急行線の駅。この路線の各駅にはキャッチフレーズが付いていて、当駅は「静戸の郷」(しずりべのさと)。「新田駅」と書く駅は他にも沢山あるが、これは「しんでんえき」ではなく「にったえき」と読む(宮城県にも同じ名前の駅がある)。
阿武隈急行線は、宮城県の槻木駅で東北本線から分岐し、丸森駅やこの駅を通って、福島駅で再び東北本線に合流する路線。一部の列車は、槻木以北の仙台駅まで直通する。元々は東北本線のバイパス路線として計画され、その一部(槻木~丸森間)が1968年に国鉄丸森線として開業した(非電化)。しかし、長らく丸森止まりの非電化盲腸線のまま丸森線は全通せず、赤字路線になっていた(残りの区間の工事は大半が終わっていたが、凍結)。そこで、第三セクターの阿武隈急行(株)が1986年に建設工事と経営を引き継ぎ、1988年に丸森~ここ~福島間を延伸開業させ、遂に全通した。同時に電化もされ、経営も改善して今に至る。
※2019年の大雨台風19号で沿線に土石流などの甚大な被害があり、阿武隈急行も山越え区間の線路や駅がやられたため富野~丸森間が不通になった。かつての丸森線のような分断状態が半年以上続いたが、冬の間に復旧工事が始まり、2020年6月に遂に仮復旧した(回送列車のみ)。少なくとも仮復旧で線路が全通したので、大きな前進となった。その後、10月31日には本復旧も果たし、1年越しにやっと平常運転へ戻った。 ▼関連写真