新がつく駅地図手帖

新田駅(宮城県)


最終更新: 2021/12/28

▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新田にった宮城県
開業*開業年クリックで、
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廃止
1894年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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JR東日本東北本線普通鉄道

▼備考 

東北本線の駅。「新田駅」と書く駅は沢山あるが、これは「しんでんえき」ではなく「にったえき」と読む。当駅のすぐ北西には伊豆沼という大きな沼が広がり、そこは国の天然記念物のマガンなど多くの渡り鳥がやって来る名所。 当駅は、1894年1月4日に私鉄の日本鉄道が開業させた相当に歴史の古い駅で、「新」が付く現存駅としては日本で4番目に古い。後の1906年に国有化され、JR化される1987年までは国鉄駅として続いた。 また、当駅は駅舎も相当に歴史のある古い木造駅舎だったが、2021年7月に遂に建て替え工事による解体が始まってしまい、姿を消した。上記のリンク先によると、建て替え前の旧駅舎は2021年6月の時点で「築127年」との記述があるため、1894年の開業当初から使われていたと思われる。これは、東北本線で最古かつ、JR東日本仙台支社内でも最古の駅舎だったという。その後、同年12月26日には新駅舎に切り替わった。解体された旧駅舎の木材を使ったグッズも配布されたらしい。 ところで、ここから西北西にある東北新幹線の「くりこま高原駅」は、在来線の当駅の対応駅として設置されたという。 ちなみに、当駅北隣の石越駅までが宮城県、その先の油島・花泉・清水原駅が岩手県、更に先の有壁駅が再び宮城県、その更に先の一ノ関駅以北が再び岩手県となっている。東北本線が3度も県境を越えており、1つの路線が県境を何度も越える珍しい例として知られる。 ※他に、小田急小田原線東京都と神奈川県の境を11回も越える例がある。 また、福島県にも当駅と同じ名前の駅がある。

▼関連写真 

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