新がつく駅地図手帖

新西脇駅


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▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新西脇しんにしわき西脇(廃駅)兵庫県
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廃止
1925年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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JR西日本加古川線(I)普通鉄道

▼備考 

加古川線(かこがわせん)は、加古川駅と谷川駅(たにかわえき)を、ほぼ加古川に沿って結ぶ路線。しかし実際には、途中の「西脇市駅」(後述)を境に路線の状況がほぼ分断されていて、南側の加古川~西脇市駅間の方が本数が多い。残りの西脇市~当駅~谷川駅間は本数が1日1桁と少なく、西脇市駅を跨いで直通する列車も殆ど無い。 西脇市駅は当駅南西側の隣駅で、現在は一応、西脇市街地の玄関口の役割を果たしている。しかし、実際の市街地の中心部はもっと北側にあり、西脇市駅はそこからかなり南に外れた場所にある。かつてはもっと便利で、より市街地に近い場所に「西脇駅」というれっきとした玄関口の駅(新抜き駅)があったが、それは1990年に廃止されてしまった。というのも、その廃止前は現・西脇市駅が「野村駅」という別名を名乗り、加古川線の野村駅から西脇駅方面へ向けて、鍛冶屋線(かじやせん)という別の路線が分岐している形だったが、その鍛冶屋線が1990年に廃止されてしまったため。 これらの路線のルーツを辿ると、加古川線の前身である「播州鉄道」によって、むしろ後の加古川~野村~西脇駅方面にあたる線路の方が先に敷かれ、そっちの方が重要な「本線」的役割を担っていたという。そして、野村~当駅~谷川駅方面は後から敷かれ、むしろ当駅側の線路の方が支線的役割だった。しかし、その後国鉄によって国有化・更にJRの路線となった時に、あろうことか閑散区間の当駅経由の線路の方が加古川線の一部として組み込まれ、肝心の西脇市中心部方面の線路の方が「鍛冶屋線」という支線的な別路線の扱いにされてしまい、鍛冶屋線が廃止されたせいで不便になってしまった。 しかし、当駅経由の谷川方面への線路の重要性が薄いわけではない事が後の時代に発覚した。1995年の阪神淡路大震災でJR神戸線(山陽本線)が寸断された時に、福知山線~加古川線経由のルートが迂回路としてうまく機能したという。これは加古川線が谷川駅まで繋がっていたからこそできた事であり、震災時に迂回路を担った当時こそ非電化だったが、その重要性から2004年に全線電化され、直通列車も増やされた。ただ、今では上記の通り直通列車は少ない。 ※加古川線には、路線記号「I」とラインカラーが指定されている。また、加古川線の前身の播州鉄道は、上記の加古川線や鍛冶屋線だけでなく、後に北条鉄道や三木鉄道・高砂線となる他の各支線も開通させていた。 ちなみに、北東に2つ先の「日本へそ公園駅」近くには北緯35度・東経135度の地点があって、公園になっている。

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