新道東駅
最終更新: 2022/09/05
▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新道東 | しんどうひがし | | 北海道 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1988年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
▼備考
札幌市営地下鉄東豊線の駅で、駅番号H02。札幌市営地下鉄は、ゴムタイヤで走る珍しい地下鉄。カーブを曲がるために、案内軌条という真ん中の1本の鉄のレールを辿って走る。案内軌条式鉄道にも分類される。札幌市営地下鉄には他に、東西線、南北線もあり、東西線には新さっぽろ駅もある(いずれもゴムタイヤ)。
ちなみに、南北線で平岸駅を出て南下すると、終点の真駒内駅までは地上の高架区間になる。地下鉄が高架を走ること自体は珍しくない(東京メトロ東西線やブルーライン、東山線など)が、札幌市営地下鉄南北線のはただの高架ではなく、豪雪地帯の為それを避けるためのスノーシェルターが付いている。その為、地上なのにまるでトンネルのように屋根に覆われ、上空から見るとチューブが伸びているようにも見える(上図の航空写真でも見れる)。この構造は世界で唯一だという。地下から一気にこの高架へ上る時の急勾配に耐えるためにゴムタイヤを採用したらしい。このシェルター付き高架区間は、かつて走っていた定山渓鉄道の廃線跡を利用して建設されている。
※一般的な鉄道は、架線からパンタグラフで電気を得て動力を回すなどした後、鉄の車輪を通して鉄のレールへと電気を逃がしているが、電気を通さないゴムタイヤではそれができないため、真ん中の1本のレールから電気を逃がしているという。
※札幌市営地下鉄の特殊さは分岐器(転轍器)にも表れている。レールが1本のため、特殊な形でかつ特殊な動きをする転轍器が使われている。
※札幌市営地下鉄は、案内軌条式鉄道であり、かつ地下鉄でもあるが、同じく案内軌条式鉄道のアストラムラインも、一部地下区間が法律的に地下鉄扱いされているという。 ▼関連写真