新法隆寺駅(旧称・廃駅)
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▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新法隆寺(旧称・廃駅) | しんほうりゅうじ | 法隆寺 | 奈良県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止*廃止年クリックで、 同年廃止の駅を検索 |
1915年 | 1952年 |
▼この駅を走っていた路線
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| 近畿日本鉄道 | 法隆寺線× | 軽便鉄道 |
▼備考
1915年に、天理軽便鉄道(PDF)によってこの駅名で開業。当初、天理軽便鉄道は当駅から天理駅までを結び、当駅は天理軽便鉄道から関西本線への乗換駅として機能していたため、関西本線と連携して天理へのアクセスを担っていた。
当初は社名の通り、全線非電化・762mmの簡易な軽便鉄道だったが、後の1921年に大軌に吸収合併され、途中の平端駅(ひらはたえき)以東(天理方面)が電化・標準軌へと改軌され、事実上の別路線となった。一方、残された西側の当駅~平端駅間には特に電化や改軌などといった改良もなされず、この区間は経営難に陥った。
当駅はその後もなんとか存続し、近鉄の誕生後は近鉄法隆寺線の「近畿日本法隆寺駅」となっていたが、結局当駅~平端駅間は1945年に休止、1952年には廃止された。一方、東側の平端~天理駅間は今も、近鉄天理線として健在。天理線の行先の天理市は、日本唯一の宗教都市として知られる。
※1947年頃の航空写真で、当時はまだくっきりと残っていた廃線跡を確認できる。また、今昔マップ(敬称略)に収録の1922~1923年の地図には、この駅名だった頃の当駅が載っている。歴史的仮名遣いで、「しんほふりうじ」とある。 ▼関連写真