新がつく駅地図手帖

新狭山駅


最終更新: 2022/04/22

▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
立地*立地名クリックで、
その立地を検索
新狭山しんさやま狭山埼玉県
開業*開業年クリックで、
同年開業の駅を検索
廃止
1964年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

運営会社*虫眼鏡クリックで、
その会社を検索
路線*路線名クリックで、
その路線を検索
種別*種別名クリックで、
その種別を検索
西武鉄道新宿線(SS)普通鉄道

▼備考 

駅番号SS27の、西武新宿線の駅。北東に2つ先は、西武新宿線の終点の本川越駅。起点は、西武新宿駅。南西へ1つ隣には、狭山市駅もある。 新抜き駅的な存在は「狭山市駅」のように思えるが、当駅が開業した1964年当時、狭山市駅は「入間川駅」(いるまがわえき)という別名だったため、付近には元々「狭山駅」という駅は無かった(入間川駅が「狭山市駅」へと改称されるのは、1979年)。それでもわざわざ駅名に「新」を付けたのは、当時既に大阪府に「狭山駅」があったため、そことの重複を避けるためだったと思われる。そのため、大阪府の狭山駅を新抜き駅としている。新抜き駅は南海高野線の駅として現在もあり、立地は大阪府大阪狭山市。但し、当駅開業当時は「大阪府南河内郡狭山町」だった。「狭山駅」という駅名は大阪側に先に取られてしまったため当駅側が「新」を付けたが、市名としては埼玉県狭山市の方が先に取っていたため、大阪府の狭山町が後から1987年に市制施行する時は、市名側に「大阪」を付けている。 ※紛らわしいが、「狭山駅」「新狭山駅」「狭山市駅」の他に、「大阪狭山市駅」というのもある。狭山駅と大阪狭山市駅は隣駅同士で、共に大阪府大阪狭山市にあり、共に南海高野線の駅。当駅と狭山市駅も隣駅同士で、共に埼玉県狭山市にあり、共に西武新宿線にある。更に、当駅と狭山駅は共に開業当時からの駅名だったのに対し、狭山市駅と大阪狭山市駅は共に別の駅名から改称されたもの(大阪狭山市駅は、河内半田駅→狭山遊園前駅→大阪狭山市駅と変遷している)。奇妙なほど共通点が多く、とても紛らわしい。 ※川越には他に、東武東上線の「川越市駅」や、東武・JRの「川越駅」もあって紛らわしいが、観光地としての川越に最も近いのは本川越駅。本川越駅前やその周辺には、神様はじめましたのデコレーション自販機なども置いてある(川越がアニメの舞台のモデルになった)。 ※本川越~当駅間には南大塚駅という駅があるが、昔はそこから分岐して入間川まで伸びる「西武安比奈線」という貨物線があったという(入間川から砂利を採取する路線だった)。安比奈線は1963年に「休止」されたが、「廃止」扱いではなく、復活の可能性も残しながらその後50年以上放置されていた(レールなども多くが残っていた)。しかし、結局復活の見込みは無くなり、2016年11月30日に正式に廃線となった。レール等も撤去されるかもしれない。

▼関連写真 

90-1.jpg

当駅の駅名標。駅番号SS27が載っている【撮影日:2016/11/24】

90-2.jpg

当駅を発車する、急行本川越行き(ぶれた)。この車両は2000系というが、新2000系と呼ばれる車両もある。【撮影日:2016/11/24】

90-3.jpg

当駅の橋上駅舎から、南大塚・本川越方面を覗く。この日は11月なのに異例の雪景色【撮影日:2016/11/24】

90-4.jpg

当駅に貼ってあった、右端の異様なキャラが目を引く。SEIBU PASMOツカイ隊と言うらしい。どうしてこうなった【撮影日:2016/11/24】

90-5.jpg

改札前。天窓やコインロッカーがあった【撮影日:2016/11/24】

90-6.jpg

橋上駅舎の改札階から北口前を見下ろす。大きめのマンションが多い。雪が激しい。手前の屋根には積もりかかっている【撮影日:2016/11/24】

90-7.jpg

当駅北口。駅直結の建物にはマックが入っていた。さっきの屋根はこれの屋根【撮影日:2016/11/24】

90-8.jpg

一方、南口のようす。こっちは駐車場や自転車置き場があるだけで北口のような店舗の建物は無かった【撮影日:2016/11/24】

90-9.jpg

上記「備考」で触れた、西武安比奈線も見て来た(廃止撤去寸前のため)。左奥の南大塚駅から分岐する所。実は、この分岐部分の踏切は、安比奈線が休止された後に出来たものらしい。そして、この踏切の線路と安比奈線本体の線路は繋がっておらず、位置も食い違う。安比奈線が廃止ではなく長らく休止状態で保留され続けていたのは、安比奈線を旅客線として復活させる計画があったからだと思われるが、この分岐部分は後にその復活を見越して作られたものと推測できる。結局それは白紙となったため、今となってはこれも不要になっている。【撮影日:2016/11/24】

90-10.jpg

レールや架線柱が残っていた。【撮影日:2016/11/24】 ※追記: 2020年8月現在、もうこの架線柱は撤去され、残っていない。また、レールも剥がされたが、何故か2本を束ねて置いたままだという。

90-11.jpg
90-12.jpg

大きな道路にぶち当たった所で、レールがアスファルトで無造作に埋められていた。向かいには派手に「横断禁止 わたるな危険」とある。安比奈線に釣られて渡る人続出だったんだろう。安比奈線はまだ続いていたが、極寒と大雪に耐えかね、ここで引き返した【撮影日:2016/11/24】

90-13.jpg

ちなみに、上記「備考」で触れた自販機が、本川越駅ホームにもあった【撮影日:2016/11/24】

 13件の関連写真。
写真を追加 / ギャラリー