新鶴羽駅
最終更新: 2021/11/29
▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新鶴羽 | しんつるば | 鶴羽 | 熊本県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1989年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
運営会社*虫眼鏡クリックで、 その会社を検索 | 路線*路線名クリックで、 その路線を検索 | 種別*種別名クリックで、 その種別を検索 |
| くま川鉄道 | ■湯前線 | 普通鉄道 |
▼備考
くま川鉄道湯前線(ゆのまえせん)の駅。湯前線は、人吉温泉駅(人吉駅と同じ場所だが、この路線だけ別駅名を名乗っている)と湯前駅を結ぶ路線。元々JR九州の湯前線だったが、1989年に、第三セクターのくま川鉄道に経営移管された。この駅は、その時に新設された。終点の1つ手前。「鶴羽駅」という駅が香川県にあるので、「新」を付けて表記の一致を防いだ。しかし、この駅は「しんつるば」と読み、新抜き駅の方は「つるわ」と読む。同じような例に、新八柱駅や新江古田駅がある。
※2020年7月4日の豪雨で球磨川が激しく氾濫し、人吉温泉駅のくま川鉄道の車両が浸水したり、文化財の橋梁(球磨川第四橋梁)が流されるなどしてしまったため、不通となっている。同時に、人吉駅含む肥薩線も激しい被害を受け、不通となってしまった。SL人吉やいさぶろう・しんぺい、球磨川第一橋梁など人気が高く、歴史も深い路線なだけに、残念と復旧への切望を感じる。被害が壊滅的なため、両路線とも復旧には時間がかかる。くま川鉄道は存続が決まったが、肥薩線はまだ先が見通せない。
最近九州での自然災害があまりに多く、同日に肥薩おれんじ鉄道も被害で不通、ほんの3日後の7日には今度は筑後川が氾濫して久大本線の橋も流され、不通。ただでさえ過去にも豪雨による日田彦山線の不通・熊本地震被害(豊肥本線や南阿蘇鉄道)などもあったのに、九州の鉄道網は自然界からオーバーキルを喰らっている。いい加減これ以上はやめてくれと思う。その後、肥薩おれんじ鉄道は11月、久大本線も翌年3月に復旧したが、日田彦山線の不通区間は線路での復旧は断念され、BRT化予定。
追記: 長らく全線不通だったくま川鉄道は、2020年に復旧を決定し、2021年11月28日には一部が無事復旧した。流されてしまった球磨川第四橋梁は再建が厳しいため、この橋梁を含む西側にあたる人吉温泉~肥後西村(ひごにしのむら)駅間はまだ不通のままだが、東側の肥後西村~当駅~湯前駅間が部分復旧を果たした。不通の部分は、代行バスが担う。 ▼関連写真