新井口駅
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▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新井口 | しんいのくち | 井口 | 広島県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1985年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
▼備考
山陽本線の駅。この駅は、広島電鉄宮島線の「商工センター入口駅」(駅番号M25)と建物がくっついていて、乗り換えがしやすい。井口駅(新抜き駅)も、広電宮島線の駅(南西の方にある)。山陽本線で広島方面に3つ先には、新白島駅もある。
ちなみに、この地域のJR(JR西日本広島支社、山口の方も)では、国鉄時代の多くの古い車両が現役で、2015年まで長らく新車が導入されてこなかったという。今でも古い車両が多く走り、動く博物館のようだとも言われる。そのため、JR西日本広島支社を「國鐵廣島」と呼ぶ人もいる。2020年では広島市周辺で国鉄車両を見かける事は減ったが、山口の方では未だに多く見られる。
※新井口駅の山陽本線には路線記号「R」とラインカラーが指定されているが、当駅には長らく駅番号が無かった。しかし、2020年9月以降、JR西日本は広島エリアにも駅番号(駅ナンバー)を導入し、当駅はJR-R05となった。
※広島電鉄は、主に広島市内の路面電車を運営する会社で、広電とも呼ばれる。日本有数の大規模路面電車網を持ち、3両編成などという長い編成も路面を走る。原爆投下も経験した歴史の長い路面電車網で、モダンな車両からレトロな車両まで様々ある。利用客や運行本数も多く、列車が交差点で列を成す事も多い。最近は欧米を見習ったLRT化や、広島駅前の線路を高架化するなど、活発な路線。富山ライトレール(現・富山港線)での信用乗車方式(後述)の導入成功例を参考に、広電も一部でこれを導入している。
※路面電車やローカル線の無人駅など駅に改札口の無い路線では、運賃を車内で支払う必要があるが、降車時にちゃんと払ったのを確認するために運賃箱やICカードリーダー(以下、支払い機)が運転席のすぐ横にあり、一番前の扉からしか降りられない。2両編成以上に長くなると、後ろの客が降りるのにいちいち一番前への移動が必要で不便(移動中の転倒事故や、乗降に時間がかかる等)なため、運転士から見えない後ろの扉にも支払い機を置き、全ての扉からの自由な乗降を解禁する方式がある。これは、やろうと思えば支払い機をスルーして無賃乗車できるので、客の良心に委ねられており、その信用の上に成り立つ事から信用乗車方式と呼ばれる。欧米では一般的だが、日本では無賃乗車対策がネックで富山港線・養老鉄道など一部でしか導入例が無い。広電も無賃乗車に困っているという。この方式がうまくいかない理由を考察したブログもある。「欧米では無賃乗車の罰金が運賃の何十倍もの高額なため抑止力になるのに対し、日本では罰金が運賃のたった3倍で済むから」というのが通説だが、ブログでは別の原因も考察している。「日本では未だに交通機関が独立採算制で運営されているため、減収や赤字が死活問題になり無賃乗車に敏感にならざるを得ないが、欧米ではもはや交通機関の運営は損益を無視した公共事業と化していて、大体9割方ちゃんと乗ってくれれば一部の無賃乗車があったとしても多少の減収は大問題にならない」というのがある。それも含めた改革が日本では必要。なぜ未改革の日本で富山港線だけが信用乗車方式導入に成功したかと言えば、たまたま富山の利用客の民度が高く、無賃乗車自体がそもそも少なかったからに過ぎないらしい。交通機関側の解決法として、「車両の扉にも、駅の改札口のようなゲート付き改札機を付ければよい」「抜き打ち検札」なども挙がっている。 ▼関連写真