新がつく駅地図手帖

新松島駅(旧称)


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▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新松島(旧称)しんまつしま松島宮城県
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廃止
1956年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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JR東日本東北本線普通鉄道

▼備考 

1962年までは、別の場所(山線)に「松島駅」があったので、当駅には「新」が付いていた。しかし、その旧・松島駅が廃止されたので、当駅からは新が抜かれた。旧松島駅舎は、今も残っている。 ※元々ここは1944年に「新松島信号場」として開設されたものだったが、1956年に「駅」に昇格されていた。 ちなみに、この駅のすぐ南西で仙石線と東北本線の線路を繋げる工事が行われ、そこを通してその2路線を直通する「仙石東北ライン」という運転系統が、2015年5月30日に開業した。この系統はこの駅を通らず、通過扱い(東北本線の塩釜駅~仙石線の高城町駅へのルート)。仙石線は直流、東北本線は交流電化なので、電車の代わりに、ハイブリッド気動車という特殊な車両が走る。 ※当駅が出来るよりも前、このすぐ近くには宮城電気鉄道(現・仙石線)の新富山駅もあった。

▼関連写真 

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松島駅舎。今の駅舎は、2010年から使われ始めた、新しいもの。駅名が行書体のようなフォントで書かれている【撮影日:2015/03/17】

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松島駅前の広場。だだっ広く、いくらかタクシーや車が停まっている。「日本三景 松島」と書かれた案内看板があるが、付近に店などはあまり見られず、駅前は観光地らしくない。実は、ここは松島町の中心ではある(松島町役場もすぐそばにある)が、観光地としての松島からはやや離れている。観光地の松島に行くなら、仙石線の松島海岸駅を使うのがいい。松島に行こうとして松島駅に来ても、遠いのだ。個人的に、この松島駅と松島海岸駅の関係が、幕張駅と海浜幕張駅の関係と非常に似てると思う。幕張新都心に行こうとして幕張駅に行っても、遠いように。【撮影日:2015/03/17】

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駅にすぐ隣接する、松島町役場。左奥にほんの少し、松島駅舎も写っている【撮影日:2015/03/17】

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当駅ホームと駅名標。ここにも、「日本三景松島」の表示が。松島の風景写真も載っている。【撮影日:2015/03/16】

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1962年に廃止された利府~品井沼間(山線)に残る、旧・松島駅舎。現・松島駅から北北西に2.3km位離れた所にある。今も、別の施設として使われている。ここが「松島駅」を名乗っていた頃、現・松島駅が「新松島駅」だったのだ。ちなみに、この初代松島駅の駅前からは、松島電車という路面電車に乗り換えて、観光地としての松島へと向かう事もできたという。【撮影日:2015/03/17】 ところで、この旧駅舎の建物の中は現在は改装され、現役当時とは違うという。改装された屋内は、歩王のLet'sらGO!というブログに載っている(敬称略)。古さのわりに外観もかなり綺麗に見えるが、現役当時の写真がいくら調べても見つからないので、外観も改装されたのかどうかはわからない。ただ、さいきの駅舎訪問(敬称略)というサイトを見ると、2004年当時のこの建物と見た目が少し違うので、やはり外観も何度か改装されてるらしい。

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旧松島駅舎の裏側。かつて、ホームだった所。写真の小道が、線路だったと思われる。ただ、当時の線路用地はもっと広く、線路が3本でホームの島がもう1つあり、3番線まである大きな駅だったという。つまり、写真左の家が建ってる場所も、昔は線路だった。 昔の東北本線は、岩切→利府→ここ→品井沼というルートだったが、1962年にここが廃止され、岩切~利府間が盲腸線となった(利府線)。同時に、ここ~品井沼間にはこれまで無かった愛宕駅が開業した(愛宕駅は、ここが無くなることで駅が遠くなる付近住民のために、代替駅として設置された)。更に1982年には、利府線の岩切~利府間に新利府駅が出来ることになる。【撮影日:2015/03/17】

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