▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新利府 | しんりふ | 利府 | 宮城県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1982年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
運営会社*虫眼鏡クリックで、 その会社を検索 | 路線*路線名クリックで、 その路線を検索 | 種別*種別名クリックで、 その種別を検索 | |
JR東日本 | ■東北本線利府支線(利府線) | 普通鉄道 |
▼備考
▼関連写真
新利府駅入口手前。本当にここに駅があるのかというほど、無機質で殺風景な光景。分かりにくいから、看板まである。右に一般道があり、そこから左へと入口が伸びる。ここは、新幹線総合車両センターの入口(新利府門)も兼ねている。【撮影日:2015/03/17】 新幹線総合車両センターは、普段は主に東北新幹線の車両の整備などを行っているが、敷地内には東北新幹線の歴代の車両や、実験用に開発された試験車両なども保存されているため、毎年開かれる一般向けの見学会(新幹線車両基地まつり)で入る事もできる。その時は当然ながら、当駅の一般利用客が増える(※但し、この見学会は某ウイルスのせいで2020・2021年は中止されている)。また、まつりの時以外でも門で手続きをすれば一般人が入れるエリアがあるが、その時はこの新利府門ではなく、車両センターの北端付近にある利府門から入る事になるため、当駅ではなく利府駅からの方が近くなる。
新利府駅の入口。この入口は普段から一般人も使えるが、旅客用とは思えない、業務用の雰囲気が漂っている。入口右上の電光掲示板には、運行情報が表示される。 当駅には出入口が2つあり、片方は北側にある大きな出入口、もう片方が南側にあるこの写真の小さな出入口。北側の大きな方は車両センターの敷地内(つまり門の内側)へと直結しているため、普段は関係者以外立入禁止となっていて、見学時のみ一般開放される。一方、この写真に写っている南側の小さい方は、敷地への門の目の前とは言え門の外側に出るため、普段から常に一般人が通れる。写真すぐ左方向に、車両センターの入口の門がある。 普段の利用者の殆どが大きい方の出入口を使う車両センターの職員で、こちらの小さい出入口を使う一般人の利用はほぼ無い。大きい方の出入口は職員の通勤専用のため、通勤・退勤の時間帯のみ開き、ちょうど鶴見線のような一時的なラッシュが見られる。【撮影日:2015/03/17】
ところで、廃止された利府~品井沼間の線路跡地には、車両を保存した公園があった。森郷児童遊園と言うらしい。この車両はED91形と言い、その正体は仙台撮り鉄さんの動画に載っている。全国初の交流電化試験のために仙山線を走った名車両で、試験当時はED45形と言った。しかし、2021年頃から老朽化やアスベストなどの理由で解体が心配されており、車両の価値を知る団体からは保存要望が寄せられていた。河北新報の記事には、この車両の当時の貴重な写真も載っている。結局2022年1月には解体されてしまったらしく、もうこの写真の光景は見られない(自治体というものはどうも解体を強行しがち)。後ろにはひっそりSLも保存されていたが、それも一緒に無くなった。また、Kano鉄道局によると、2005年の時点ではまだそこまで老朽化が進んでいなかったらしい(敬称略)。【撮影日:2015/03/17】