▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
奥新川 | おくにっかわ | 宮城県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1937年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
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JR東日本 | ■仙山線 | 普通鉄道 |
▼備考
▼関連写真
仙山線山形行き快速から撮った、奥新川駅。快速は当駅を通過するため、ややぶれた。山深いが、仙台市。この後暫くすると、仙山トンネル(面白山トンネル)に入り、宮城県を出る。仙山トンネルは、仙山線が奥羽山脈を越えるための一番重要なトンネル。仙山線は単線なので、トンネル内には列車のすれ違い(列車交換)ができる面白山信号場も設けられているが、列車交換は当駅でもできるため、普段はあまり使われていない。【撮影日:2015/08/31】 ※仙山トンネルは、この区間の開通した1937年当初からあり、かなり歴史の古いトンネル。当時は長大トンネルを掘る技術が成長しつつあった頃で、開通当初の仙山トンネルは清水トンネル・丹那トンネルに次いで日本で3番目に長いトンネルだったという。
山形県に入り、仙山トンネルを出ようとしている所。出口左に少し見えるホームは、面白山高原駅(おもしろやまこうげんえき)。当初は国鉄の「面白山仮乗降場」という仮乗降場として設置されていたが、1987年にJRが発足すると「面白山駅」という臨時駅に昇格、更に翌年には常設駅に昇格し、駅名に「高原」が追加された。【撮影日:2015/08/31】 ※ところで、面白山というのはちょうどこの仙山トンネルが貫いている奥羽山脈の山の名前。これは「面白可笑しい山」という意味ではなく、単に「仙台側から見ると雪化粧で表面が白っぽく見える山」という字面通りの意味しか無い。地元では昔、「面(つら)が白い山」という意味で「つらしろやま」とも呼ばれていたらしい。
山形~北山形(~羽前千歳)駅間の線路。左が仙山線のレール、右が奥羽本線(山形線)・山形新幹線のレール。確かに右の方が幅(軌間)が広い事が分かる。具体的には、狭い方が1067mmの狭軌、広い方が1435mmの標準軌。ところで、この区間(山形~北山形間)には左沢線も直通して来るが、左沢線も1067mmのため、左沢線の列車も当然ながら狭い方、つまり仙山線用の線路を使って走る。このように、見た目は複線でも実際には単線の機能を持った線路が2つ並んでいるだけの状態のものを、単線並列と言う。同様の事例に、秋田新幹線や成田空港方面の線路などもあるが、こうした軌間の異なる単線並列のみならず、軌間の同じ単線並列も勿論ある。軌間の同じものは一見すると普通の複線と見分けが付かないが、複線は必ず左側通行になるのに対し、あくまで単線の別路線が並ぶだけである単線並列では、同じ方向の列車が並走する事も普通にあり得る。現にこの写真も、一見すると右側通行しているように見える。 ※ちなみに見えづらいが、写真左には山形城の建物も写っている。【撮影日:2015/08/31】