新がつく駅地図手帖

新幕張駅(仮称)


最終更新: 2023/08/14

▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新幕張(仮称)しんまくはり幕張千葉県
開業*開業年クリックで、
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廃止
1986年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

運営会社*虫眼鏡クリックで、
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種別*種別名クリックで、
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JR東日本京葉線(JE)普通鉄道
JR東日本[直通]武蔵野線(JM)普通鉄道

▼備考 

※注: 2023年に開業した新駅については、幕張豊砂駅のページを参照。ここはあくまで海浜幕張駅のページであり、幕張豊砂駅とは別駅。 駅番号JE14の、京葉線の駅。海浜ニュータウンのうち、幕張新都心と呼ばれる地区の玄関口として当駅は設置された(後述)。蘇我方面の隣駅は検見川浜駅、その更に先は稲毛海岸駅。一方、反対方向(東京方面)の隣駅は幕張豊砂駅、その更に先は新習志野駅となっている。当駅へは武蔵野線の列車も一部直通して来るが、直通は当駅止まりであり、検見川浜駅や稲毛海岸駅の方へは行かない。 当駅は1986年の開業以前はこの仮称だったが、正式駅名を「海浜幕張駅」(かいひんまくはりえき)とした。地元では、略して「かいまく」とも呼ばれる。周辺の土地は1973~1980年にかけて海に造成した新しい埋立地であり、当初は地名が無く、この仮称になっていた。現在は勿論地名が付いているが、実際の当駅周辺の地名は「ひび野」や「中瀬」「打瀬」「若葉」「豊砂」「美浜」などであり、「幕張」という地名が実際に付いている訳ではない。一方、仮称の新抜き駅の「幕張駅」は内陸側にある総武本線の駅だが、その周辺には「幕張町」という地名が付いている(但し、当駅周辺が美浜区なのに対し、幕張町は花見川区)。 当駅周辺は「幕張新都心」と呼ばれる地区で、オフィスビル群や新しい住宅街(ベイタウン)幕張メッセ千葉マリンスタジアムなど、多くの新しい施設・市街地がある。駅前にも多くのモールが建ち並び、都会になっている。他に、豪華なホテルや大きな公園・大学・研究施設などもあり、栄えている。後述するがこの地区はバブル時代に造成された為、バブル建築の宝庫でもあり、いかにも当時らしい豪華さやデザイン性の高さを楽しむ事ができる。 厳密には、幕張新都心は海浜ニュータウンの一部として開発された。当駅名に含まれる「海浜」は、このニュータウン名から来たとも解釈できる。海浜ニュータウンは南東側から北西へ向けて徐々に埋め立てと建設が進んでいき、概ね1970年代に南東の稲毛海岸エリア、1980年代により北西側の検見川浜エリアの開発が成熟すると、今度は更に北西側の新たなエリアとして、当駅及びその周辺の街の開発が着手された。その間、東京一極集中が問題になっていた為それを解決すべく、従前の宅地・公園中心の開発方針からよりグレードアップさせ、オフィスや学術施設などの誘致(業務機能の東京からの分散移転)も兼ねた「新都心」とする開発方針へと転換。ただのベッドタウンに留まらない、通勤先としても選ばれる都市を目指した(※ベッドタウンとは、住宅中心の街を「通勤先から帰って夜ただ寝る為だけにある街」と揶揄した言葉)。その建設時期はまさにバブル景気の真っ只中だった為、その方針で順調に開発が進んだ結果、1990年代には幕張新都心が誕生。これに触発されてか、他県でも一足遅れてさいたま新都心みなとみらい21の建設が発表され、最終的に新都心は日本に3箇所出来た。 つまり、幕張新都心は海浜ニュータウンの中で最も新しいエリアであり、なおかつ日本初の「新都心」でもある。ただ、幕張新都心は中心部こそ完成にこぎ着けたものの、丁度完成前後の時期にバブル崩壊があり、その後は長らく開発が滞る事になった。その結果、幕張新都心エリアの中には2010年代以降も開発が続いた地区があり、「幕張ベイパーク」というタワマン群や、「拡大地区」と呼ばれる地区がそれにあたる(後述の新駅である幕張豊砂駅は、拡大地区の玄関口を担う)。 今昔マップ(敬称略)の1983~1987年の地図には、当駅がまだ開業したばかり、周りもまだ更地で幕張新都心の開発が進んでいない頃の様子が描かれている。地図には「海浜ニュータウン造成中」とある。より南東側へ目を移すと、先に完成した検見川浜エリア・稲毛海岸エリアの街を見る事もできる。 ※ところで、当時のその地図で当駅のすぐ東の方を見ると、3つの高校がひしめき合っている謎の敷地が見える。これらはそれぞれ幕張北高校・幕張西高校・幕張東高校(総称は幕張3校)と言い、新たな街建設の一環として、実験的な形態で1980年に設立された高校群だった。3つのうち東西の高校は体育館の建物が合体しており、文化祭は3校合同開催など、特殊な教育形態が実施された。その後たった十数年後の1996年にはこれら3校は統合され、現在は幕張総合高校となっている。地元では通称、幕総(まくそう)と呼ばれる。 ※JR東日本は2016年8月に駅番号を導入したが、当初当駅の駅番号はJE13だった。しかし、JE13は2023年に後から当駅~新習志野駅間に開業した新駅(幕張豊砂駅)の駅番号となった為、当駅はJE14となり、蘇我方面の各駅の番号が1つずつずれた。 ※千葉周辺のJR駅には、「ペリエ」という駅ビル・エキナカ商業施設が併設されている事が多い。これらは本来、あくまで商業施設であって駅そのものではなかったが、2020年12月1日から、このペリエの運営会社がまさかの当駅・検見川浜駅・稲毛海岸駅自体の業務(改札など)をも受け持つ事になり、駅員の制服が変わるなどした。鉄道会社以外の会社が駅の業務を行うという奇妙な状態で、これは委託によるもの。

▼関連写真 

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当駅南口と、駅前ロータリー。駅舎の上には、何やら回転する物体が沢山付いていた。【撮影日:2017/01/01】

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南口と、駅前の広場。ここでは休日にちょくちょくストリートパフォーマーやミュージシャンが大道芸なり路上ライブなりをしていたり、石のオブジェが設置されていたりと、文化的な雰囲気もある。上写真には「ようこそ幕張へ」の旗も見え、当駅が幕張新都心のまさに中心にある事を実感する。 幕張で一番目立つ、ツインタワーのオフィスビル(ワールドビジネスガーデン)も近い(上写真右上)。ここからワールドビジネスガーデンまでの間には車道が通っているが、幕張のオフィス街にはペデストリアンデッキ(2階高さの遊歩道)が張り巡らされており、車道を渡らずに通勤できるようになっている。なんなら、幕張メッセまで全てペデ移動できる。上写真手前の建物はプレナ幕張という商業施設で、その2階からペデストリアンデッキが広がっているが、当駅からそこまで雨に濡れずに移動できる細長い屋根も見える(上写真右下)。また、撮影当時はペデへ上る部分が屋根の無い階段のみだったが、2019年にエスカレーターなども増設され、立派な屋根も追加された。 下写真は逆にプレナ幕張に背を向けて当駅方向を撮ったものだが、何か野球のモニュメントがある。【撮影日:2017/01/01】

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幕張新都心には、千葉ロッテマリーンズの本拠地のスタジアム(千葉マリンスタジアム)があり、それにちなんだモニュメントだった。ロッテのキャラ、マーくん・リーンちゃんが左右にいる。モニュメントの土台には「ちはなちゃん」というキャラもいる。千葉市が花で町おこしをする時に生まれた千葉市のキャラで、デザインを公募する地域新聞を見たのが懐かしい(2003年)。試合前後にはマリンスタジアムから大勢の観戦客が前述のペデストリアンデッキと屋根を通って一時的にどっと押し寄せる。ペデストリアンデッキ(ペデ)・屋根共にこの写真にも写っており、プレナとモニュメントの間に見える橋がペデ、写真右が屋根だが、今はここに立派なエスカレーターとより大きな屋根がある。【撮影日:2017/01/01】 ※千葉マリンスタジアムは、正式名称は今でもそのままだが、2011年に命名権だか何だかで「QVCマリンフィールド」という名前が付き、2016年には更に「ZOZOマリンスタジアム」に変わった。地元では、略して「マリスタ」と言うのもよく聞く。ただ、マリンスタジアムは海沿いにあるので海風に晒され、老朽化が早かった。莫大な修繕費をかけるよりも移転新築した方が費用を抑えられるため、将来幕張豊砂駅から徒歩圏内にある別の場所へ新築移転させる構想もある。移転候補地はイオンモールの南側一帯に広がり、今は幕張メッセの広大な駐車場として使われている。2021年現在のマリンスタジアムは、強すぎる海風が試合に支障をきたしたり、海浜幕張駅(当駅)から徒歩で向かうには遠かったりという問題も抱えているため、移転でこれらも一緒に解決させるという。移転は決まったわけではなく案に過ぎないものの、慣れ親しんだ今の建物が無くなるのは寂しかったりもする。グラウンドが野ざらしで試合が天候に左右されやすいため、老朽化するずっと前からドーム化の話も出ていたが、そうするとナイター名物の花火が見れなくなるため、問題は複雑。マリンスタジアムは今、岐路に立たされているのかもしれない… ※マリーンズの前身チームは「オリオンズ」というチーム名で、かつては東京に本拠地があったという。1949年に結成された当時は、後楽園球場(現・東京ドーム)で巨人など他の多くのチームと本拠地を共有していたが、後に東京球場、仙台、川崎へと本拠地を移してゆき、1992年に千葉へやって来た時に、チーム名を「マリーンズ」に改めた。かつての保有企業もロッテではなく、企業名も含めた正式チーム名は毎日新聞社の「毎日オリオンズ」から始まり、「毎日大映オリオンズ」(大毎オリオンズ)、「東京オリオンズ」、「ロッテオリオンズ」、「千葉ロッテマリーンズ」と変わっていった。

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駅前広場前にはショッピング施設が多い。写真のは三井アウトレットパーク幕張という大きなモールで、この日は元旦の朝だったからか開店前から長蛇の列が出来ていた。【撮影日:2017/01/01】 ところで、写真右奥にはバブル建築らしい豪勢なホテルのビルが並んでいるのも見える。幕張新都心には、オフィスエリア・商業エリア・ホテルエリア・公園エリア・住宅エリアなど各施設がエリアごとに区分けされていて、それぞれに同系統の施設が集まっている。特に、商業エリアとホテルエリアは「タウンセンター地区」と呼ばれているらしい。当駅は鉄道での外部からの訪問客が想定されるためか、外部の人が最も足を運びやすい商業エリアに立地しており、よく考えられて街が設計されている。 写真に写っているホテル群の中で、最も奥に見える最も高いビルは旧・幕張プリンスホテルのビル。幕張のシンボルと言っていいくらい目立ち、ビルのデザインもかっこいい。壮観な50階建で、ガラス張りのエレベーターで上層階へ昇れ、そこには宿泊客でなくても入れるレストランがあり、中学時代に家族でそこへ食べにいった記憶がある(今も入れるは知らない)。天空から幕張を見下ろせ、オーシャンビューとビル街・スタジアム等を同時に眺められ、ばちくそ景色が良いのは言うまでもない。しかし、幕張プリンスホテルはプリンスホテル側の事情で2006年にまさかの閉業、その後すぐさまアパホテルに買収され、いつの間にか「アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張」という覚えにくい名前に変わっていた。全国のホテルのアパ化ェ… 巨大化するアパは、ホテル界のイオンだろう() 年で見ると、家族で食べに行った頃は既にアパ化していたはずだが、建物はそのままだったため当時の自分は気づかなかった。しかし、後に左右に新しい棟が増築され(2014・2016年)、魔改造されている…。今もホテルとして健在なのは嬉しいが、メタリックでかっこいいバブル系のガラス張りの三角形モチーフの建物に、他のアパホテル同様の黒系幾何学模様タイル+最近ありがちなコストカット型豆腐(四角形)建築を組み合わせるのは、デザインセンスとしてどうなのか…似合わない…と思ってしまった。

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当駅北口(反対側)と、駅前ロータリー。写真真ん中の駅背後に建つのが、さっきのワールドビジネスガーデンのツインタワー。ここから見ると頂部が丸い事が分かる。小1頃にこのビルを何度か訪問し、「丸い屋根のビル」と呼んでいた。 写真手前が陰っている事からも分かる通り、写真左手にもかなり大きな商業施設の建物が建っており、飲み屋やレストランなどが入っている。写真右背後にもメッセ・アミューズ・モールという大型商業施設(映画館併設)があり、当駅は四方をモールに囲まれているようなもの。メッセ・アミューズ・モールの当駅寄り正面には巨大なLEDディスプレイがあり、そこに種々の広告や天気情報が表示されたりする。【撮影日:2017/01/01】 ところで、駅正面にペデストリアンデッキ(ペデ)とそこへのアプローチ屋根があった南口とは違って、こちら側にはそのような設備は見当たらないが、ペデの入口である階段がこの写真の右奥にも写っており、ペデは北口にもある事が分かる。 ※メッセ・アミューズ・モールは何故か突如建て替えが発表された。2024年まではそのままだが、2025~2027年にかけて大きなビルへ建て替えるらしい…。映画館は建て替え後も引き続き入居するらしい。

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海浜幕張駅北口前に停まる、連節バス。幕張新都心にはこのような、車両を2台繋げたような長いバスが普通のバスに混じって走っている。この日は、幕張本郷駅と当駅を行ったり来たりしていた。連節バスの運行は京成バスが担当している(幕張新都心は海浜ニュータウンの一部であり、海浜ニュータウンのバスは基本的に千葉海浜交通が担当するが、幕張新都心エリアには京成バスや千葉シーサイドバスなど他の会社のバス路線もひしめき合っている)。【撮影日:2017/01/01】 ちなみに、上写真のバスの奥にでかでかと写っているツインタワーは幕張テクノガーデンというオフィスビルで、オフィス街は北口側にも広がっている事が分かる(むしろオフィス街はこっち側の方が中心)。テクノガーデンの上層階にもレストラン街があり、人生初のフカヒレをそこで食べた記憶。テクノガーデンのツインタワーの間にも他のビルが見え、オフィス街の巨大さを感じさせる。ツインタワーの左奥に見えるビルも、エムベイポイント幕張というオフィスビル。エムベイポイントは藤井風のMVの聖地になっている。ところで、北口側のペデはここに見えている全てのオフィスビルと繋がっている。なんなら、線路を跨いで南口側のペデとも繋がる。ペデの途中には休憩所の公園や芸術オブジェも点在しており、バブル期の街の設計が如何に高度だったかが分かる。 下写真の右奥に見えるビルは、イオンの本社ビルの1つ(ビル左上に「ÆON」とある)。ペデは勿論そこへも繋がる。本社ビルの高層棟は2本あり、イオンタワーと呼ばれるが、写真に見えているのはイオンタワーAnnexというサブの方。本社のお膝元の街なだけあって、幕張には4箇所もイオンの店舗がある。当駅すぐ北東の「イオン海浜幕張店」、うんと北西にある「イオンモール幕張新都心」のみならず、2019年4月には幕張ベイパークに新たに「イオンスタイル幕張ベイパーク」が、2021年10月にはニトリの向かい(当駅からほぼ真北)に「イオンタウン幕張西」も開業した。さすがに多くて笑う(便利でいいとは思う)。イオンの歴史は巨大化の歴史とも言え、かつてはジャスコ・ダイエー・扇屋・サティ(SATY)などバラバラな会社だったものが今や巨大なイオンの一部、及びイオングループとなっている。コンビニのミニストップの看板にもいつの間にかイオンのロゴがあり、2023年現在はいなげやとの統合まで進む。看板等に残る旧ロゴマークの亡霊ネタや、化学用語をもじった「イオン化傾向」というジョークまで現れる始末。更に、2010年代には田舎だろうが田んぼだろうが構わず日本中に大量のイオンモールを建設し、統合以外の方法でも巨大化を遂げた事は有名。日本全国の商業圏にあまりに大きな影響を与えたため賛否が分かれる面もある。「強引なイオンモール建設が地元商店街を潰した」等がその定番だが、商店街側の体質に問題があった場合も多いため、一概にイオンが悪とは言えない(巨大化しすぎた存在は必ず誰かしらから反発を受ける運命にある)。ただ、店名の「イオン」への行き過ぎた統一が各店舗を没個性的にしたり、市場の寡占という問題が無い訳ではない。

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ちなみに、上記「備考」で触れた幕張の「新しい住宅街」は、この写真のような感じ。これは幕張ベイタウンと呼ばれ、お洒落なデザインや未来的なデザイン、カラフルだったり奇抜なデザインのマンションが建ち並ぶ。上空から見ると、格子状の道路に囲まれた区画をロの字状の建物が並ぶ配置が特徴的。この配置はヨーロッパの都市をモデルにしたもので、ロの字の内側はパティオと呼ばれる中庭になっている。他に、高層マンションやタワーマンション、小中学校もある。システムなども色々新しく、見栄えも良いので住みたくなるが、住んでる人々曰く、海が近くて風が非常に強いという。ところで、レッドブル・エアレースというのが2015年から幕張で開かれるようになったが、マンションの向きによっては家からレースが見放題だろう【撮影日:2017/01/01】 ※最近は、線路を挟んだ向かいにタワーマンションを何本も立てる幕張ベイパークの建設も進んでいる。 ※レッドブル・エアレースは2019年を最後に突然終わってしまった。復活の話も聞いた事があるが、例のあれが流行ってるせいか、翌年は無かった。

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蘇我・稲毛海岸方面から当駅に向かう、京葉線の列車(E233系5000番台)。当駅周辺の京葉線はほぼ全部高架橋で、幕張新都心のオフィスビル街も高架で抜けていく。ちなみに、写真左端のマンションも幕張ベイタウンのもの。右下のバス停に「エリスト」とあるのは、ベイタウン内のマンションの名前だと思う【撮影日:2016/08/21】

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海浜幕張駅の駅名標。稲毛海岸駅同様、京葉線のラインカラーのワインレッドも表示されている。※ところで、当駅の駅メロは千葉ロッテの曲だった(調べると、球団オフィシャルソング「We Love Marines」という歌らしい)。【撮影日:2017/02/09】

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海浜幕張駅のホーム。島式ホームで2面4線ある高架駅。上写真は1・2番線ホームから東京側を、下写真は3・4番線ホームから南側を向いて撮影。下写真の右奥に見える2本のタワーマンションは、幕張ベイタウンのもの。また、そのマンションの手前、この駅の壁の上には風でくるくる回る設備が並んでいる。これはエコな駅にするべくして設置された、風力発電の風車だという。【撮影日:2017/02/09】 ※下写真の右側には、更にもう1本線路を敷けるスペースが用意されている。スラブ軌道の土台を置くための円柱状の突起が並んでいる。これは、新習志野駅側からしか入れない京葉車両センターに、将来、当駅側からも入れるようにする線路のために確保されたものらしい。

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当駅の3・4番線ホームの両側に、電車が停まっている。両方とも上りの電車で、左が当駅始発の各駅停車東京行き、右が快速東京行き。島式ホームが2つあり、そのそれぞれを緩急接続のために快速と各駅停車が使うあたり、ホームの配置が新浦安駅に似てると思った。ちなみに、当駅には武蔵野線直通電車も来るが、それは朝夕だけだという。両端の1・4番線は京葉線のみで、武蔵野線が来るのは2・3番線。※停まってるのはいずれもE233系5000番台。また、ホームの椅子もワインレッドになっている【撮影日:2017/02/09】

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当駅改札階のようす。高架駅なので、高架下になる。付近の大型展示場、幕張メッセへの案内もあった(下写真)。案内にちょこちょこ描かれている赤いキャラは、チーバくんという千葉県のキャラ。改札階には、ペリエという商業施設も併設され、改札内にも店が沢山あった。【撮影日:2017/02/09】

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改札前には、こんな画面(デジタルサイネージ?)があった。海浜幕張駅は、JR東日本の駅でも数ヶ所しか無い「エコステ」の1つだといい、これはその案内表示だろう。エコステになったのは2013年。この画面は「創エネ駅」とも書いてある。当駅に設置された風力発電の風車やソーラーパネルの発電量が、「多」「中」「少」と曖昧ではあるが、ここに表示されている。E233系に芽が生えて飛んでる演出が、可愛いけどなんかシュール【撮影日:2017/02/09】

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