新がつく駅地図手帖

伊那新町駅


最終更新: not_specified

▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
立地*立地名クリックで、
その立地を検索
伊那新町いなしんまち長野県
開業*開業年クリックで、
同年開業の駅を検索
廃止
1909年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

運営会社*虫眼鏡クリックで、
その会社を検索
路線*路線名クリックで、
その路線を検索
種別*種別名クリックで、
その種別を検索
JR東海飯田線(CD)普通鉄道

▼備考 

飯田線の終点辰野駅の2つ手前の駅。当駅は元々は伊那電気鉄道の「南新町停留場」で、軌道線(路面電車仕様の線路、正確には「軌道法」に基づく線路)の停留場だったが、後に「軌道」から「鉄道」へと変更され、現在の位置に移転。後に伊那電気鉄道が国有化されて飯田線になると、当駅は現駅名「伊那新町駅」に改称された。 飯田線は、豊橋駅と辰野駅をはるばる結ぶ路線。長大路線のため、実際には豊橋近郊区間の豊橋~船町~豊川~新城東新町~本長篠駅間、山越え区間の本長篠~中部天竜~天竜峡駅間、伊那谷(伊那盆地)区間の天竜峡~飯田~当駅~辰野駅間の3つの区間に分かれた運行が中心になっている。但し、全線を端から端まで直通する列車もある。豊橋近郊区間の客が最も多く、本数も多い。一方、当駅へ来る辰野方面の列車は、殆どが辰野駅以降の中央本線へ直通し、岡谷行き・上諏訪行きが殆ど。中には、茅野や松本、長野行きの列車もある。 ※ところで、本長篠駅の1つ手前、長篠城駅周辺は、長篠の戦いの舞台。 ちなみに、飯田線では「下山ダッシュ」というゲームが知られている。飯田線の下山村駅~飯田駅~伊那上郷駅間は大きく蛇行していて、そこを走る列車と、その2駅間をダッシュでまっすぐ走る人間とが競争し、頑張れば人間が勝てるという(似たようなことが大船渡線でもできるが、そっちだと走る距離が段違いに長い)。 また、飯田線には秘境駅やΩカーブが多いことでも知られる。 飯田線の秘境駅は、特に山越え区間(本長篠~天竜峡駅間)に多い。その多さを活かし、飯田線秘境駅号という臨時列車も運行されている。 Ωカーブは、当駅も立地する伊那谷区間、特に飯島町・松川町辺りに多い。Ωカーブは、急勾配を越える時、線路や道路をΩの字のように大きくカーブさせて勾配を緩める時に出来る(名阪国道のものが一番有名らしい)。飯田線では、伊那福岡駅~田切駅間、飯島駅~伊那本郷駅間のΩカーブが特に顕著。下山ダッシュの蛇行も、巨大なΩカーブ。伊那盆地に沢山ある「田切」(たぎり)という地形が急勾配の正体で、Ωカーブが連続する為、上の地図でも線路がぐにゃぐにゃしてるのが分かる(田切があまりに多いため、地名や駅名にもなったらしい)。 ※JR東海は2018年3月から駅番号や路線記号を導入し、飯田線にはCDの路線記号が付いた。しかし、駅番号が付与されたのは豊橋~豊川間のみで、当駅には付いていない。 ※飯田線の飯田市街周辺には、リニア中央新幹線の長野県駅が出来る予定もある。しかし、地形の制約などが理由で、飯田駅からは離れた中途半端な場所(元善光寺駅の南側付近)に出来る見込み。リニア駅を飯田駅併設にしてほしいとの声は強いが、実現は難しいらしい。

▼関連写真 

 まだこの駅には関連写真がありません。
写真を追加 / ギャラリー