布津新田駅(廃駅)
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▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
布津新田(廃駅) | ふつしんでん | | 長崎県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止*廃止年クリックで、 同年廃止の駅を検索 |
1929年 | 2008年 |
▼この駅を走っていた路線
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| 島原鉄道 | ■島原鉄道線(南目線) | 普通鉄道 |
▼備考
この駅は、口之津鉄道の駅として1929年に開業。その後、島原鉄道線の南目線の駅として長らく使われたが、2008年に島原外港~当駅~加津佐駅間が廃止され、廃駅。付近は非電化単線で、1面1線の棒線駅だった。待合室だけのある、小さな無人駅だった。上図の航空写真に、待合室の屋根が映っている。駅の北側には、保育園の広場(園庭?)が接している。北隣の駅は深江駅、南隣は布津駅だった。
千々石(ちぢわ)deその日暮らしには、廃線後の布津新田駅の様子がよく載っている(敬称略)。また、現在の島原鉄道線には、島原船津駅もある。
ちなみに、有名な絵本の「きかんしゃ やえもん」のモデルとなった機関車が、1911~1930年の間、島原鉄道線を走っていたという。この機関車は通称「1号機関車」と呼ばれ、日本初の鉄道開業(1872年、新橋~横浜間)の時、まさに新橋~横浜間で使われたという年代物。当時は鉄道院という、国の機関の機関車だった。この機関車は後に鉄道院から島原鉄道に移り、更に交通博物館(かつて万世橋にあった博物館)での展示を経て、今は鉄道博物館に実物が保存されている。 ▼関連写真