新がつく駅地図手帖

新三郷駅


最終更新: 2023/07/09

▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新三郷しんみさと三郷埼玉県
開業*開業年クリックで、
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廃止
1985年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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JR東日本武蔵野線(JM)普通鉄道

▼備考 

駅番号JM18(JR東日本は、2016年8月から駅番号の導入を始めた)。近くに、ららぽーと新三郷IKEA新三郷コストコなど大型店舗が集まる。この大型店舗ゾーンは、南東辺りの宅地と併せて「新三郷ららシティ」と呼ばれる。 ちなみに、この駅も新三郷ららシティも、昔は武蔵野操車場の敷地だった(1986年廃止)。1985年にこの駅が開業した時はまだこの操車場の線路が残ってたので、上下線のホームがそれを挟んで大きく離れていた。世界一ホームの離れた駅としてギネスブックに載ったこともあるが、1999年に操車場跡地が潰され、駅も今の形になった。ホームの離れていた当時の航空写真(1990年頃)を見ると、それがよく分かる。また、離れていた頃の当駅ホームの片方(北側)が写った貴重な前面展望動画もある。その動画では、ホームが進行方向左側にしか見えず、右側には荒涼とした武蔵野操車場跡地がだだっ広く広がっている。 ※かつて操車場を挟んで上下線ホームが大きく離れていた駅として、他に東新潟駅もある。 三郷駅(新抜き駅)は、西船橋方面で隣の駅。武蔵野線はその先で江戸川を渡り、千葉県に入る。千葉県区間には、新松戸駅もある。一方、府中本町方面で隣の吉川美南駅(よしかわみなみえき)は、2012年に開業した新しい駅。更にその先には、南越谷駅もある(東武線の新越谷駅との乗換駅)。

▼関連写真 

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当駅の駅名標。隣は新抜き駅の三郷駅、反対側は吉川美南駅。※武蔵野操車場の跡地は広く、吉川美南駅やその駅前施設もその跡地に建っている。【撮影日:2017/01/12】

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当駅ホームと、吉川美南方面に発車する府中本町行き(205系5000番台)。相対式ホームで、それを跨ぐように橋上駅舎がある。開業当初、武蔵野操車場を挟んで360mも離れていた上下線ホームは、1999年に建った今の駅舎ではこんなに近くで向き合っている【撮影日:2017/01/12】

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橋上駅舎の中(改札口)。丸い屋根や天井・天窓など、現代的なデザイン。この日は西日で明るかった【撮影日:2017/01/12】

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西口側から、新三郷駅舎。丸い屋根。地上のロータリーへ降りる出入口(写真左)と、写真のこの連絡橋に直結する出入口(正面)の2つがある。地上に降りる方にはエスカレーターが無かった。ところで写真では、地上側出入り口の奥の彼方に筑波山が見えている【撮影日:2017/01/12】

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駅舎からホームを見下ろす(吉川美南方面)。左には西口前直結のショッピング施設が見える(新三郷ららシティ)。【撮影日:2017/01/12】

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当駅西口からは、この連絡橋新三郷ららシティの各ショッピング施設に直結している。【撮影日:2017/01/12】

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新三郷ららシティ内で一番大きなショッピング施設、ららぽーと新三郷。連絡橋はここにも繋がる。この向こうにはコストコもある。【撮影日:2017/01/12】

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このららぽーと前の屋外には、写真のような鉄道車両が展示されていた。調べると、2008年に引退した「夢空間」という豪華寝台特急の1両分らしい。それについてはちうごく旅遊デジ日記などが詳しい(敬称略)【撮影日:2017/01/12】

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武蔵野操車場跡地(新三郷ららシティ)には、ショッピング施設だけではなくマンション(上写真)や新しい宅地(下写真)もある【撮影日:2017/01/12】

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当駅ホームからは、同じくららシティ内施設の1つ、IKEA新三郷がよく見える【撮影日:2017/01/12】

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当駅西口を、連絡橋の下(地上)から撮った。写真がその連絡橋。駅舎の手前には、そら豆の形をした緑色のモニュメントも見える。ららシティのシンボルとして設置されたモニュメント。ところで、当駅の今の駅舎自体は1999年に出来たが、駅前に広がるららシティはもっと新しく、完成は2008年だという(モニュメントもその時設置)。【撮影日:2017/01/12】

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一方、反対側の東口前。西口とは打って変わって、閑散としている。こっちにもロータリーはあるが、それ以外は以前からの古い街がある以外、華やかな施設は何も無い。ところで、この写真の奥に見えるトラス橋は、当駅で分断された東西の交通を結ぶ大事な道路橋(歩道もある)。改札外にある一般道。この橋は当駅上下線ホームがうんと離れていた頃からあり、その時はこの橋も長かったが、武蔵野操車場が潰されて再開発された時に、跨ぐ必要のある線路用地も細く狭くなったので、橋も長い必要がなくなり短く切断されたという。【撮影日:2017/01/12】

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ところで、この日の新三郷駅の駅員室出入り口にこんなのが貼ってあって埼玉すげえってなった(「痴漢許さん」ポスター)。こんなん二度見するわ、一般通行人としても、絵師界隈にいた身分としても。【撮影日:2017/01/12】

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新三郷~三郷間には、在りし日の武蔵野操車場の名残と思しき場所があった。突然上下線が離れ、その間には無数の線路、いや、線路の残骸があった。一部バラストに埋まってたり、途切れ途切れの細切れになってたり、レールが無くなって枕木だけになってたり。おそらく武蔵野操車場の南東端で、新三郷ららシティの開発区域からは外れて今まで放置されてきたのだろう。ぶれて見づらいが、この写真の手前の線路も使われている形跡が無かった【撮影日:2017/01/12】

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