▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新柴又 | しんしばまた | 柴又 | 東京都 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1991年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
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北総鉄道 | ■北総線(HS) | 普通鉄道 | |
京成電鉄 | [直通]■押上線(KS) | 普通鉄道 | |
京浜急行電鉄 | [直通]■本線(KK) | 普通鉄道 | |
東京都交通局 | [直通]■都営地下鉄浅草線(A) | 地下鉄 |
▼備考
▼関連写真
当駅を発車する、普通印旛日本医大行き。この車両は都営浅草線のもので、5300形という。撮影時、浅草線で最も主力の車両。顔に、東京都のシンボルマーク(どう見ても緑のイチョウだがイチョウではない「T」のマーク)が描いてある。この車両はVVVFの音が大きく響くため、「交通局の白い悪魔」と呼ばれて親しまれているという。【撮影日:2017/03/09】 ※浅草線では、2018年6月に新型車両5500形が登場した。5300形は1991年以来長らく走ってきたが、老朽化などもあり、引退が迫る。将来の5500形への世代交代が進んでおり、2021年9月にはとうとう5500形の導入が完了。5300形は遂に5320編成の1編成のみとなってしまったが、5500形の車両機器の工事か何かの理由で、2022年10月現在も辛うじて走っている。 ※追記:2023年2月を最後に5320編成も引退し、遂に5300形は姿を消してしまった。
新柴又駅のホーム。いずれも京成高砂方面、南西を向く。相対式ホームの高架駅。印旛日本医大寄り(上写真)には、屋根がない。【撮影日:2017/03/09】
新柴又は高架駅で、眺めがいい。向かいのホーム、南東側を眺める。写真中央には、市川や本八幡のタワーマンション群が見える。【撮影日:2017/03/09】
北側(柴又・金町側)から見た、新柴又駅舎。手前には、駅前ロータリーや、花壇のある歩道などが広がる。3階建で、1階には24時間営業のスーパー「エネルギースーパー たじま」が入っていた。2階が改札口や駅員室など、3階がホーム。 実はこのロータリー、高校時代の夏に千葉から自転車で来た事があり、懐かしい再訪になった。ジュースを買った駅前のコンビニはまだあった(写真には写してない…)。【撮影日:2017/03/09】 ※追記: やはり時代なもので、24時間営業はいつの間にか終わって9~22時営業になり、その後この店舗は2023年に突如「ラコマート」へと店名が変わっている。元は別の企業が運営していたらしいが、今の運営企業が2013年にたじまを買収し、その後も買収前の店名がブランド名として残っていたパターンだったらしい(ダイエーとかがイオン化してもイオン化前の店舗名が残っていたのと同じパターン?)。しかし、買収から10年経った2023年になって、遂にこの店舗はたじまの名を失う事になった。
当駅周辺で一番大きな通り、柴又街道をまたぐ北総線高架や駅直結歩道橋には、でかでかと「北総鉄道 新柴又駅 →」のように書いてある。道路を通っていて、どこに駅があるのか分かりやすい。(高架駅のすぐ横で大きな道路がクロスするパターンでは、よく見る光景。)【撮影日:2017/03/09】 柴又街道は、付近をひたすら真っ直ぐ南北に伸びる。南端の旧江戸川付近から北上し、篠崎・小岩・当駅付近・柴又などを通って、はるばる金町駅の手前付近(金町三丁目交差点、水戸街道とぶつかる所)まで伸びている。街道名の通り、途中で柴又を通る。この写真の方向へ進むと、すぐ柴又。おいでよっ!柴又
切符売り場の上にあった路線図兼運賃案内。初乗り運賃が200円と、高額なのが分かる。普通、都市部の鉄道の初乗り運賃は140円くらいで、100円台が多い中の200円。隣の京成高砂駅は、頑張れば歩けない距離でもないけど、200円かかる。 ここから金町へ行くなら、すぐ北に金町線の柴又駅があるから、そこまで歩いて、柴又駅から金町線だけを使って行く方がいい(徒歩が辛い時は、ここから金町駅前までダイレクトに行けるバスもある)。当駅から行くと、この初乗り運賃が災いして、金町線の運賃も合わさって320円もかかってしまう(高砂まで遠回りするのも良くない)。また、1駅区間の利用のみならず、大移動での運賃も高い。例えば成田空港へ行く時、京成本線経由と北総線経由のそれぞれの運賃体系でそのまま計算してしまうと運賃に大きく差が出てしまうので、京成本線側で京成成田~空港第2ビル間の運賃を急激に上げる事でその差を無理やり縮めているほど。利用区間や期間にもよるが、定期代が20万円を超えるのも至って普通という。更に、北総線が割高な原因を考察したサイトもある。【撮影日:2017/03/09】 ※上記備考の追記の通り、この高運賃は2022年10月1日に値下げされた。初乗りも190円となり、遂に100円台となった。まだ普通運賃の値下げ幅は小さく、引き続き他社路線より高めではあるが、通学定期が驚異の64.7%引と、半額どころか6割引を超えるなど、北総鉄道の値下げへの精一杯の努力が感じ取れる。この値下げは歴史的な一歩で、かつては値下げを求める地元民ともろくに交流してこなかった北総鉄道の社長が変わり、現在の社長は地元とも交流を続け、真摯な努力が評価されている。線路を保有する千葉ニュータウン鉄道(株)との上下分離状態も値下げを阻む要素で、これは未だに解決していない(北総鉄道が千葉ニュータウン鉄道保有の線路を借りているため、高額な線路代を払い続けている)が、今後の努力次第では更なる値下げも期待できる。
切符売り場の近くの掲示板にこんなのが貼ってあったんだけどなんか可愛いな。特に左の子(右は可愛いというよりかっこいい) 新小岩駅の近くに自衛隊の施設があるっぽい。そういえば柴又と同じ葛飾区。※小岩は江戸川区、新小岩は葛飾区。【撮影日:2017/03/09】 2015年前後辺りから、10代絵師界隈の絵柄のものが一般大衆向け掲示物にも増えた気がする。かつては貴重だったため看板少女のさがしかたなんていうブログもあったが、今はかつてほどレアでもない。その世代の絵柄が一番好きなので増えたのは滅茶苦茶嬉しいっすわ(てかこのサイト管理人自身も一応この世代ではある)。その世代が大人になり始めたのか、風潮が変わったのか、文化祭ポスターもその手のものが圧倒的多数になった(元々埼玉がその最先端を行っており、こんなコンテストも開かれているが、その年を境に埼玉以外でも見かけるようになった。気がする)。
新柴又駅を通過する、スカイライナー。この車両はAE形と呼ばれ、スカイライナーの車両としては3代目。スカイアクセス線の完成と共にデビューした。この車両こそが、あの160km/h運転を実現した車両で、京成電鉄の技術の結晶。ただ速いだけでなく、デザインもかっこいい。鉄道車両としての優秀さが認められ、2011年にはブルーリボン賞というのも受賞している。こういう優等列車の類は全部、当駅を通過する。【撮影日:2017/03/09】 ※「AE形」を名乗っていた車両は過去にもう1つあり、初代スカイライナーの車両もその名だった。「Airport Express」の頭文字で、現車両は初代車両の頃の原点に戻るという思いを込めて、同じ名前を付けられたという。初代スカイライナーは一部編成が成田闘争の放火事件に巻き込まれた事もあるが、長らく活躍した。ちなみに、スカイライナーの2代目の車両は、「AE100形」と言った。また、初代スカイライナーの車両は引退時にモーターなど足回りの走行機器類の劣化が少なかったため、引退後、3400形の走行機器に流用された。つまり、3400形は初代スカイライナーの生まれ変わり。 ※AE形は、スカイライナーとしてだけではなく、モーニングライナーや成田山開運号などの有料特急としても使われ、京成の有料特急専用車両としての側面を持つ。先代のAE100形も、スカイライナー引退後は「シティライナー」という別の有料特急を担当していた時期があった。スカイアクセス線開業前のスカイライナーは京成本線を走っていたため、スカイライナーがスカイアクセス線経由に変更された分、減少した京成本線の特急を補うのが、シティライナーの役目だった。
新柴又駅を通過する、アクセス特急成田空港行き。これもスカイアクセス線の列車で、当駅を通過していった(スカイアクセス線には主に、スカイライナーとアクセス特急の2種の列車が走る)。アクセス特急は、追加料金の要る優等列車であるスカイライナーとは違い、普通運賃のみで乗れる。それでも、線内各駅に停まる北総線列車よりは停車駅が少なく、北総線内では快速のような役割を果たしている。アクセス特急用のこの車両は3050形といい、3000形の仲間ではあるが、スカイアクセス線での特急運転用に設計変更されたもので、他の3000形とは区別されることが多い。京成本線ではなく、スカイアクセス線を走る用に作られた車両。色も青っぽい。【撮影日:2017/03/09】 ※この写真では、上で眩しく光っている前照灯(ヘッドライト)とは別に、下側でも黄色いライトが光っている。これは通過標識灯(急行灯)と言い、前照灯とは別物だという。主に線路上や駅にいる係員や保線員などが、文字を読まずとも一目で通過列車なのかどうか(列車種別など)が視認できるようにするための、業務用の目印となるライト。この3000形系列では、尾灯(後ろを示す赤いライト)の直上に黄色い急行灯が付いている。但し、急行灯は法的な設置義務も特に無いため、鉄道会社によっては急行灯を車両に設けない場合も多い。京成では、日中は点けずに主に夕暮れ時や夜・早朝などに点灯する事が多いらしい。 追記: 2019年に、京成では16年ぶりの新型車両の3100形というのがデビューしたが、2020年現在、3050形の一部を置き換えるのに使われている。この新車も3050形と同様、京成本線系統(津田沼・佐倉方面)を走らず、スカイアクセス線系統のみを走る。置き換えを受けた3050形は玉突きのように京成本線用へ転用され、色も京成本線用の赤+青帯に変わっている。一方、従来通りスカイアクセス線に残る3050形もいるが、3100形がオレンジ色基調の帯で登場したため、残る3050形もそれに合わせて、写真のような青からオレンジ帯へ変更されている。ただ、旧型車両の3050形がオレンジをまとっているのも時間の問題で、今後3100形が増えれば、ゆくゆくはどんどん京成本線側へ転属していくだろう。
新柴又を発車して、江戸川を渡ろうとするところ。本八幡と市川のマンションを眺める。高校時代、総武本線に乗ることが多かったが、総武本線の通るエリアを離れた場所から見るのは新鮮だった。 本八幡のマンションが西日で強く光って見える。左に見える茶色いビルは、和洋女子大学のもの【撮影日:2017/03/09】