新潟大学前駅
最終更新: 2025/04/01
▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新潟大学前 | にいがただいがくまえ | | 新潟県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1984年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
▼備考
越後線の駅。西の方に、新潟大学五十嵐キャンパスがある。地元では、新潟大学の略称から「新大前」(しんだいまえ)などと呼ばれる。新潟大学の略称「新大」は、何故か「にいだい」ではなく「しんだい」と読む。
越後線は、柏崎駅と新潟駅を結ぶ路線。途中には、荒浜駅や刈羽駅、寺泊駅、吉田駅などもある。吉田駅では、弥彦線に乗り換えできる。
元々は越後鉄道という私鉄が建設した路線で、信越本線のルートが柏崎~長岡~三条~新津~新潟間の内陸経由になる事を受け、海側にも鉄道が必要だとして建設された。越後鉄道は経営難で信濃川を渡る橋を建設できなかったため、当初は川の手前の白山駅(初代)を新潟側のターミナルとして柏崎~白山駅間を結んだ。後の1927年に国有化され、越後線となる。その後、1943年に新潟~関屋駅間の線路が(信越本線貨物支線として)作られ、遂に新潟まで線路が繋がる。1951年にはその線路が旅客化されると同時に越後線の一部として組み込まれ、途中に現・白山駅が開業して今に至る。
※現・白山駅は当初の白山駅とは違う場所(南寄り)にあり、当初の白山駅は廃止されている。廃止された初代・白山駅の跡地には現在、鏡淵小学校などが建っている。1945~1950年頃の航空写真には、廃止前の初代・白山駅が写っている。
ちなみに、白新線の「白」は、この初代・白山駅の事を指す。白新線は当初、初代・白山駅と新発田駅を結ぶ路線として計画されていた。
※「資金不足で信濃川を渡れなかった」というのは、新潟交通電車線と似ている。当初は関屋分水路が無かったので、白山までは簡単に線路を敷けた。
※当駅には、白新線や信越本線の列車も直通して来る。西隣の内野駅が主要な途中駅の1つで、内野~当駅~新潟間は特に、他所からの直通列車が多い。中には、新潟・新発田を越えてはるばる羽越本線の村上駅まで直通するものもある。
※2025年3月15日、越後線の白山駅~新潟駅間に新駅の「上所駅」(かみところえき)が開業した。この新駅は開業前、ごく稀に「上所新駅」の仮称で呼ばれる事もあったが、メジャーな仮称も「上所駅」で、正式駅名もそのまま上所駅となったため、このサイトには載せていない。駅名候補の時点で、「上所」「南高校前」「所島」(ところじま)のどれかだった。 ▼関連写真