新津駅
最終更新: 2021/10/21
▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新津 | にいつ | | 新潟県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1897年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
▼備考
当駅は北越鉄道という私鉄の駅として、1897年に開業。後の1907年に北越鉄道が国有化されて信越線の一部となったため、当駅もその駅となる。
ここには色んな路線が乗り入れ、昔から車両基地や車両工場も併設されてきた(後述)ため、当駅は鉄道の街としての新津の発展に貢献してきた。中でも、磐越西線の「SLばんえつ物語」という臨時快速のSLは特に有名で、当駅を発着する。当駅から見て東の方、能代川(のうだいがわ)の向こうには、鉄道の街として発展してきた新津を記念して、新津鉄道資料館という博物館も出来ている。
2017年4月8日には、当駅が「エコステ」モデル駅としてリニューアル(PDF)された。JR東日本の駅の中で、6つ目という。
当駅すぐ北北西には新津運輸区という車両基地が併設されているが、SLばんえつ物語のSLはそこで管理されている。昔は新津機関区と言い、SLだけでなく客車や貨車の管理も行う、まさに鉄道の中枢を担う施設だった。今でも周辺の多くの車両、主に気動車を管理している(一方、電車の方は新潟車両センターが主)。1960年代の航空写真を見ると、当駅西側一帯にも何かしら施設があり、今よりも規模が大きかったと思われる。ただ、規模縮小した今でも、当駅が鉄道の重要な役割を担っている事に変わりは無い。
当駅すぐ南南西には総合車両製作所新津事業所もあり、首都圏の車両の多くはまさにそこで造られる(初めはJR東日本の新津車両製作所と言ったが、2014年に会社が変わり、施設名も変わった)。山手線の新型車両E235系(ここ参照)も、その車両製作所で作られた。当駅では、貨物の取扱いもある。
ちなみに、信越本線では南隣に「古津駅」という駅があるが、江戸時代からあるその「古津」という地名は、「新津」と対になる意味合いがあるという(ソースはWikipedia)。
※「津駅」という駅はあるが、当駅の読みが「しんつ」ではない上、津駅との関係も無いので、新抜き駅は無い(「新津」で1つの地名)。磐越西線では、隣に東新津駅もある。羽越本線(羽越線)は、月岡駅や新発田駅、その先の秋田駅まで伸びる。
※当駅にやって来る信越本線の列車は、一部が羽越線・越後線にも直通する(内野行き等)。また、当駅からは僅かながら米坂線への直通列車も出ている。他に、磐越西線経由で新潟~当駅~会津若松間を結ぶ快速「あがの」という速達列車もある(その名の通り、磐越西線は阿賀野川を遡るように会津若松へ伸びる)。 ▼関連写真