▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
二俣新町 | ふたまたしんまち | 千葉県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1988年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
運営会社*虫眼鏡クリックで、 その会社を検索 | 路線*路線名クリックで、 その路線を検索 | 種別*種別名クリックで、 その種別を検索 | |
JR東日本 | ■京葉線(JE) | 普通鉄道 |
▼備考
▼関連写真
当駅改札口。こちらも閑散としていた。周りには工場しか無いイメージだったが、「ふなばし三番瀬海浜公園」という公園の最寄り駅だという(ここから南にある)。写真では切れてはいるが、写真右端にこの公園への案内が書いてあった。※三番瀬(さんばんぜ)は、その公園の南に広がる、東京湾の中でも巨大な干潟。初めは埋め立てられる計画があったが、保全運動の甲斐あって、埋め立ては免れた。【撮影日:2016/08/21】
この駅のすぐ脇(東)には、武蔵野線へ分岐する二俣支線の高架があり、デルタ線を形成している。そのコンクリート構造物は複雑だった(写真はホームの東端から)。京葉線は元々貨物線として造られたため、デルタ線だったりこういう特異な構造物だったりが散見される。この複雑な構造物は、後に京葉線を複々線化しやすいように考慮してデルタ線を作ったために生まれた。複々線化する時、海側の線路増設は構造上簡単だが、内陸側に増設する時にこれを考慮せずにデルタ線を作ってしまうと、内陸側の増設線路が二俣支線をくぐれなくなるため、予め内陸側にくぐるスペースを設け、こんな要塞のようないかつい構造物となった。その事は、この構造物を真上から見た形にも表れている。写真左奥にも、線路増設のための床が写っている。こうした複々線化の準備工事は、ここのみならず、新習志野・海浜幕張・蘇我方面の高架など他にも広く見られる。京葉線開業後にも実際に複々線化計画が持ち上がり、そのための用地も多く確保されていたが、後に頓挫し、用地の一部は別の施設に転用されてしまった。しかし、今でも浦安市などが「りんかい線との直通のために京葉線の複々線化は必要」としているなど、複々線化の話は完全に消えた訳ではない。【撮影日:2016/08/21】