作新学院北駅(仮称)
最終更新: 2023/10/08
▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
作新学院北(仮称) | さくしんがくいんきた | | 栃木県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
2023年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
▼備考
停留場番号(駅番号)10の、宇都宮ライトレールの停留場。宇都宮ライトレールは、2023年8月26日に開業した新しいLRT(詳細は後述)。
この停留場名は長らく仮称だったが、後に地元による公募(アンケート)で正式名が選ばれ、「清陵高校前」(せいりょうこうこうまえ)の停留場名が決まった。この公募では、選定基準に「特定の個人や法人の名称は避ける」とあり、仮称に含まれる「作新学院」がこれに引っ掛かるためか、元々初めからこの仮称が除外された上で、公的な名称を使った「清原工業団地西」「清陵高校前」「清原中学校前」が候補として挙がっていた。
但しその後、命名権販売にて副駅名(副停留場名)も募集され、当停留場の副停留場名こそが「作新大・作新短大前」となった。
また、各停留場名だけでなく、走る車両の愛称も公募され、それは「ライトライン」(LIGHTLINE)に決まった。「雷都」と「ライトレール」がうまくかかっている。
※宇都宮含む関東平野北部一帯では夏に雷が多いことから、いつしか宇都宮は「雷都」と呼ばれるようになったという。
宇都宮ライトレールは、宇都宮市街地から宇都宮駅前を通って、そこからうんと東に伸び、芳賀町まで伸びる軌道線。開通以前は不便だった宇都宮市周辺の東西移動を大きく改善した。宇都宮市民にとっても悲願の路線で、20年以上前から構想はあったという。
線内には併用軌道(車道と共有し、路面電車になってる部分)と専用軌道の両方の区間、当停留場は専用軌道区間にある。特に、当停留場以東は道路脇を並走するものの、以西は道路も何も無い場所を単独で走る。その途中、鬼怒川には宇都宮ライトレール専用の新しい橋も架かった。芳賀や当停留場周辺には工業団地が多くある。沿線には、宇都宮テクノポリスというニュータウンもある。この路線については、宇都宮市公式サイト等にも情報が載っている。
※これまでの日本のライトレール(LRT)では、富山港線や広電宮島線・東急世田谷線など、既存路線や廃止路線を活かして作られたパターンしか無かったが、今回のこれは、これまで全く何も鉄道が通ったことの無い場所に一から新設するライトレールで、日本初の例となった。
※宇都宮ライトレールの計画の全体が完成した訳ではなく、既に開通した宇都宮駅以東の部分のみならず、駅を跨いだ向かいの西側へも線路を伸ばす計画が残っている。しかし、西側区間については既に宇都宮市街地のため、線路の新設に時間がかかり、開業時期は未定。また、これら東西ルートを繋いで宇都宮駅を跨ぐ部分、特に宇都宮駅西口付近については、LRTにしては珍しい高架となる見込み。※LRT化が進む広電も、広島駅前の線路の高架化を進めている。
※高校野球で有名な作新学院高等学校はここではなく、宇都宮駅より西にある。
※当初、宇都宮ライトレールは2022年の開業を目指していたが、工事の遅れで2023年3月へと延期され、更にそれが同年8月へと再延期された。 ▼関連写真