新がつく駅地図手帖

新白岡駅


最終更新: 2023/03/18

▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新白岡しんしらおか白岡埼玉県
開業*開業年クリックで、
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廃止
1987年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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JR東日本上野東京ライン普通鉄道
JR東日本東北本線(宇都宮線)(JU)普通鉄道
JR東日本湘南新宿ライン(JS)普通鉄道

▼備考 

付近に白岡ニュータウンが造成されたため、その玄関口となるべく、駅設置の要望を受けて1987年に新設された、東北本線の駅。白岡駅(新抜き駅)は、南隣。 白岡ニュータウンは、主に当駅の東側に広がる。ニュータウン造成に併せて、新たな高校として白岡高校も新設された。初期のニュータウン計画では、このニュータウンと白岡駅をバスで結ぶ予定だったが、それでは不便だとして、地元自治体などが当駅設置のための誘致活動を行った。当時は国鉄が色んな意味で末期だったため誘致活動は難航したが、状況がJR発足へ転じると一気に前進した。当初は「北白岡駅」の仮称だったが、開業直前に現駅名に決まったという。ニュータウン造成計画は国鉄時代に始まり、当駅も国鉄の駅として1987年2月26日に開業したが、1987年4月1日に国鉄が解体(分割民営化)されてJRが発足したため、開業後ほんの1~2ヶ月でJR駅となっている。当駅は、国鉄最後の駅でもあったという。 東北本線のうち、当駅のある区間(上野~宇都宮~黒磯駅の区間)には「宇都宮線」の愛称があり、乗車案内ではもっぱら「宇都宮線」と案内される。愛称区間には、さいたま新都心駅もある。2015年3月14日からは、東北縦貫線の開通で、上野東京ラインが当駅に停車するようになった。そのお陰で、当駅から乗り換え無しで新宿駅方面だけでなく東京駅方面へも行けるようになり、利便性が向上した。

▼関連写真 

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新白岡駅東口前。大きな駅近マンションが目立つ。建物や植木の感じが新しく、白岡ニュータウンの入口なんだと思う。ニュータウンのメインは東口側に広がる。街並みが美しいとして、2017年にグッドデザイン賞を受賞したらしい【撮影日:2018/04/03】

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新白岡駅東口。次の電車まで時間がなくて、近寄りすぎたのちょっと後悔(この駅舎には特徴的な三角屋根がついてるけど写ってない)【撮影日:2018/04/03】

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ただ、こんなものを見つけた  東口の壁には近所の高校の美術部の壁画が描かれていた。2016年8月、白岡高校創立40周年。 白岡高校は、白岡駅ではなくこの新白岡駅が最寄りで、白岡ニュータウンの南端近くにある。【撮影日:2018/04/03】

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東口側から少し離れて撮った新白岡駅舎。橋上駅舎。エレベーターがついている。さっきの壁画は階段の下にあり、その左にはトイレも付いている。【撮影日:2018/04/03】

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東口前から北の線路沿いには広い遊歩道が伸びていて、ニュータウンらしさを感じた。右端の建物は駅前交番【撮影日:2018/04/03】

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階段を上って東口前を眺める。駅前ロータリーの中心には、芝生や植木の空間があるのだけど、その真ん中をつっきるような小道が見える。あれは元々なかったはずで、みんながあまりに通るからあそこだけ芝生が禿げて、道が自然発生したように見える。獣道の人間Ver.的な。ていうか今まさにそこ通りました的な人が写ってるよ【撮影日:2018/04/03】

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一方、新白岡駅の西口側のようす。東口前と比べて、大きな建物は少ない。駐車場が多く、開けている。これからずっと駐車場なのか、いつかそこに何か建つのかは分からない。【撮影日:2018/04/03】

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西口側の新白岡駅舎。こっちにもトイレとエレベーターがしっかり整備されている。向かいのさっきのマンションはこっちからも見える【撮影日:2018/04/03】

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新白岡駅の改札口(改札外)。階段を上って橋上駅舎に入ると、三角屋根が大きく、天井が高い。駅員室もある【撮影日:2018/04/03】

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新白岡駅舎から、南側(大宮・東京/新宿方面)を眺める。ちょうど、上りの回送電車が通過するところだった。ホームは相対式のようだ【撮影日:2018/04/03】

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新白岡駅舎の改札内。窓が大きく、夕日が差してた。色々掲示やパンフが置かれている。右に吊るされたイチゴは栃木の何かか【撮影日:2018/04/03】

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新白岡駅舎から、北側(久喜・宇都宮方面)を眺める。線路の両脇とも、建物が新しい雰囲気がする。遠くに見える高架橋は、圏央道。【撮影日:2018/04/03】

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駅舎から上りホームに降りる。大宮方面の1番線。分かりにくいかもしれないが、当駅のホームは写真右奥まで続くものの、屋根が途中で途切れている。当駅には15両編成などとても長い列車が停車するが、その端から端まで全部の屋根を設けなかったらしい。しかし、当駅は利用者が多い割にこれでは困ると、地元からは屋根の増設が要望されているとのこと。屋根のない部分はホーム自体の幅も狭くなっていて、傘も差しづらい。 (うちの母校の近所の京成千葉線なんか、たった6両分のホームに屋根ちょびっとですわ…この格差)【撮影日:2018/04/03】

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新白岡駅の駅名標。駅番号は、特に無い。隣の久喜駅は快速なども停まるが、ここには各駅停車しか停まらない。 ※快速アクティーという東海道線の快速は直通して来るが、この宇都宮線内では各駅停車なのでほぼ変わらない【撮影日:2018/04/03】

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新白岡駅を発車する、上野東京ライン国府津行き。方向幕には「東海道線直通」とある。この車両はE231系1000番台と言うらしい。よく、E231系近郊型などとも呼ばれている。【撮影日:2018/04/03】 E231系は中央・総武線のものが知られているが、今は他にも宇都宮線(ここ)・高崎線・東海道線・常磐線など、いくつかの路線でその仲間が走っている。宇都宮線・東海道線などでは、E233系と連結されて運転されることもしばしば。 また、中央総武線には無いが、ここのE231系には、上写真のように2階建てのグリーン車が設けられている。そしてよく見ると、中央総武線や常磐線のE231系の前照灯(前のライト)は下に付いてるのに対し、ここのは上に付いている。尾灯(後ろのライト)は、共に下。

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新白岡駅ホームにあった、駅の案内看板と、上り線の時刻表。平日の朝7時台の本数だけ異様に多い…。始業時間に厳しく終業時間に緩い風潮の表れか。 画質的に分かりづらいが、時刻表の黒字で書かれた本の中に、青字で書かれたものが、日中の1時間に1本くらいある。それが、快速アクティー【撮影日:2018/04/03】 ※追記: 快速アクティーは2023年3月のダイヤ改正で廃止されてしまった。1989年に誕生したが、近年は徐々に減らされ気味だった所、遂に全廃されてしまった。

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駅舎の中(改札外)の掲示板…ねえ…可愛いよ! GJだよ!! 白岡バンドフェスティバル行きたかったよ!! バンドも好きだよ 新三郷のあれといい、埼玉は進んでいる【撮影日:2018/04/03】

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