▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新検見川 | しんけみがわ | 検見川 | 千葉県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1951年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
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JR東日本 | ■総武本線(中央・総武緩行線)(JB) | 普通鉄道 |
▼備考
▼関連写真
当駅ホームと駅名標。奥を走るのは、当駅を通過する回送列車の209系(多分千葉駅以南の外房線か内房線か総武本線・成田線の車両209系2000番台か2100番台が、幕張車両センターに向かうところ)。この駅では、快速や回送・貨物列車などの通過がよく見られる。【撮影日:2016/08/24】
北口(内陸側)。北口前にはロータリーが見当たらず、建物が迫っていて道路も狭い。しかし、北口バスロータリーが無いわけではなく、少し北に離れた所にある(上の地図だと、「千葉銀行新検見川支店」と「千葉花園郵便局」の間辺りにある)。離れてるので、ラッシュ時には駅からそこまでの道に、北口バス利用者がぞろぞろ並ぶ光景が見られる。【撮影日:2016/08/24】 ※追記: 写真の場所は、当初は建物が迫っていて狭かったが、後に北口目の前の古い店舗建築が解体され、2021年現在は広さを感じさせるタイル張りのスペースを設けたファミマが建っている。写真の右上に写っている店舗の軒先テントは、この解体で無くなっている。ファミマは元々隣の建物内にあった狭小店舗だった(更に前はサンクスだった)が、この解体で移転し、広い店舗に生まれ変わった。
新検見川駅を通過する、新小岩・東京方面の快速。総武快速のこの車両は、E217系という。途中には2両分、2階建てのグリーン車が付いている。結構近距離を通過していった【撮影日:2016/12/15】
当駅に来る中央・総武線の主な車両は、写真のような黄色い電車で、E231系という。総武線のはその0番台で、E231系の中では最も早くデビューしたという(2000年)。顔には「6DOORS」と書かれたステッカーが付いていて、10両編成中、5号車が6ドアの車両になっている。※撮影は船橋駅。また、E231系0番台は、色違いだが常磐快速線や成田線我孫子支線でも使われている【撮影日:2016/12/15】 追記: このE231系0番台は2020年現在、元山手線の500番台に押されるようにして中央・総武線を引退したものが多い。引退車両はその後、常磐快速線や武蔵野線へ転属したようだ。また、八高線/川越線へ転属したものもあるが、川越線へ行ったE231系0番台は、4両編成化やドアボタンの設置など大幅な改造工事を受けたため、3000番台へと改番されている。
E231系の、6ドア車両。中央・総武線は、不名誉にも日本一混雑率が高くなったこともあり、ドアの多い車両の投入で混雑対策をとった。ラッシュ時は、中の椅子が折りたたまれて座れず、通勤客を最大限収容できるようになる。満員で中の人が倒れないよう、通路真ん中には手すりのポールが立っている(ポールは写真にも写っている)。※撮影は船橋駅【撮影日:2016/12/15】 追記: このような変則的なドア数・ドア配置の車両はホームドア設置の障壁となるため、ホームドアの設置が望まれる時代が来ると6ドア車は徐々に廃止されていき、2020年3月になると中央・総武線からも6ドア車は姿を消した。その後、中央・総武線でも実際にホームドア設置工事が始まった。6ドア車や5ドア車などといった多扉車は他路線や私鉄でも導入例があり(田園都市線など)、5ドアの京阪5000系がその始まりだったという。しかし、それらは既に同様の理由で廃止されているものが殆どで、2021年には京阪5000系も引退。
ごくまれに、元々緑色の山手線の車両だったのが黄色く塗り替えられて中央・総武線に転属して来たやつに出会うことがある。これはE231系500番台と言い、前述の0番台とは顔が違うのが分かる(0番台は周りが銀・ライト部分が黒だが、これは写真のように、やたら白い)。かなりレアなのでこれに出会えたら運がいいと思う(撮影者は2時間ホームに張り込んでやっと出会ったが日が暮れて暗くなり写真がぶれる始末)。※撮影は津田沼駅。【撮影日:2016/12/15】 追記: 転属車は、撮影当時はとてもレアだったが、2018年にもなると、出会える率はかなり上がった。2020年1月には山手線からの転属が全て終わり、2020年現在の中央・総武線ではむしろ転属車の方が圧倒的に多いくらいになり、レアどころか主力車両になっている。逆に、0番台の方がレアになった。時の流れは恐ろしい。
中央・総武線には、前述のE231系以外にも、更に別のが混じって走っている。この写真の車両で、209系500番台という。E231系0番台と瓜二つだが、「6DOORS」のステッカーが無く、6ドア車両が無い。また、E231系0番台は顔の周りが銀色だが、これは白い(撮影は東船橋駅)。209系は、国鉄時代から走り老朽化していた103系に代わる車両として登場し、後のE231系・E233などのベースにもなり、他社にも影響を与え、車両史に残る革新的なものだった。しかし、中央・総武線では導入のすぐ後にE231系が登場したので、主力にはならなかったという。それでも、今もE231系に混じって走っている。【撮影日:2016/12/15】 この車両は三菱GTOと呼ばれるインバータを搭載していて、とてもかっこいい音を奏でて発車するが、2021年現在では機器更新によりもう聴く事ができないようだ。個人的に一番好きな音なので悲しい。 ちなみに、209系500番台は色違いで他の路線にもいる(例えば武蔵野線)。 ※同じ209系でも、この500番台は他の209系よりも車体幅が広く、見た目が違う。幅を広げた車両の事を「拡幅車体」と言うが、その広げ方は単純に全体の横幅を広げたわけではなく、車体側面(ドアが並んでいる側)の壁を膨らませる事によって広げている。よく見ると、その膨らみによってドアの下部などが曲がっている事が分かる。つまり、床の幅をあまり広げられない代わりに、せめて中間の高さで出来る限り幅を広げる事で車内空間を広くしている。床の幅まで広げてしまうと、車両のフチがホームに接触するなどして危険なため、車両限界と呼ばれる制限が設けてある。その制限を守りつつ幅を広げる工夫をした結果が、この膨らみ。一方、膨らみを持たない(拡幅ではない)他の209系の車体側面の壁は真っ直ぐなため、拡幅車体に対して「ストレート車体」と呼ばれる事もある。