▼この駅について
駅名 | 読み | 新抜き駅 | 立地*立地名クリックで、 その立地を検索 |
新大船(仮称) | しんおおふな | 大船 | 神奈川県 |
開業*開業年クリックで、 同年開業の駅を検索 | 廃止 |
1973年 | - - - - 年 |
▼この駅を走る路線
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JR東日本 | ■根岸線(京浜東北・根岸線)(JK) | 普通鉄道 | |
JR東日本 | [直通]■横浜線(JH) | 普通鉄道 |
▼備考
▼関連写真
本郷台駅に到着する、根岸線の大船行き。終点まで1駅。この車両は、E233系1000番台という。京浜東北線・根岸線専用に造られた車両で、さいたま車両センターに所属。さいたまの車両がはるばるここまで来るのは、大宮~横浜間の京浜東北線と、横浜~当駅~大船間の根岸線が相互直通しているため。【撮影日:2018/04/10】 追記:JR東日本の発表によると、2025~2030年をめどに、京浜東北線(・根岸線・横浜線)のワンマン化が検討されている。田舎では既にお馴染みのワンマン運転だが、もし京浜東北線のワンマン化が実行されると、都市部のJRでは初のワンマン運転となる(但し、地下鉄やモノレールなどではもっと前からされてはいる)。主に、人件費などの経費削減が目的。ただ、車掌が担当していた仕事を運転手が受け持つ事になるため、運転手の負担増が懸念される。田舎ではそもそも乗降客が少ないため運転手1人でもなんとか務まるが、都市部では急病人や人身事故対応・長大なホームを端から端まで監視するなどやる事が多いため、車掌の抱える仕事は多く、それを運転手が受け持つとなると問題になる。その負担をカバーする新システムを開発予定だという。 その時、ワンマン運転非対応のE233系は京浜東北線・根岸線・横浜線を引退し、E235系に置き換えられるらしい。この線区のE233系はまだ新しいため、異例の早すぎる引退となる。京浜東北線を引退したE233系はその後、房総地区や仙石線などへ転属予定らしい。
本郷台駅の駅名標。駅番号JK02。右上の「浜」は、特定都区市内駅制度での「横浜市内」という意味。付近は台地に新しく造られたニュータウンが多く、ここは「本郷台」、隣の駅も「港南台」とニュータウンらしい駅名。ちなみにその隣も「洋光台」で、「台」が3駅連続する。昔、「台」がつく地名を集めてたなー…【撮影日:2018/04/10】
ホームから北を眺める。まず目に付くのは起伏の激しい地形と、斜面に建つ大きな新築マンション。横浜の宅地は高低差が激しいイメージだったが、本当にそうだ。 台地だったところに谷が出来て元々崖の多い地形な上、人口が多いのでニュータウンのために台地を切り崩したり、時には無理やり斜面に家を建てたり。そういう開発については、関東では特に神奈川が先を行ってる気がする。横浜市内にはルネ上星川という階段状のマンションもあり、斜面に無理やり建てた感に興奮する。 写真だと分かりにくいが、右のマンションに至っては、側面や後ろが斜面に埋まっている。また、左のマンションも大きな擁壁の上に建ち、斜面を造成して建てたことが分かる。左のマンションには、特徴的なトンガリ屋根が付いている。【撮影日:2018/04/10】
東側(港南台・新杉田・磯子・横浜方面)を眺める。線路の先には、短いトンネルが見える。調べると、あれは鍛冶ヶ谷トンネルと言うらしい。電車はまずあのトンネルを抜けてから、ここに着くのだ。逆の西側(大船方面)にもトンネルがあり、そこそこ距離はあれど、当駅はトンネルに挟まれている。他にも、根岸線には山手トンネル・日野第1トンネルなどトンネルが沢山ある。それだけ、付近の地形の高低差が激しいのだ。【撮影日:2018/04/10】
今度は、本郷台駅のホームから南側を眺める。次に目に付くのは、手前の大量の線路と、奥に広がる大きな団地。特に、10数階建の高層棟が目立つ。写真では2棟しか写ってないが、高層棟は4棟も並ぶ。 手前の線路は、大船始発の根岸線電車を、始発までの間置いておくための留置線だという。そして、将来更に電車を停めておけるように、この線路を更に増やせる土地も用意してある(写真真ん中の駐車場がそれ)。そのため、とても広く感じる。しかも、見渡しても駅舎らしき建物は見えない。それが余計に広く感じさせる。まるで線路の海にホームが浮いてるよう。島式ホームとはよく言ったもの。本郷台駅舎はどこにある…? 奥の団地は、昭和に造られたような雰囲気で、昔から人口が多かったんだなと感じる。名前は「本郷台駅前団地」と、ドストレート。ところで、さっきの写真の南側(左側)にも団地っぽいのが写っているが、それは市営本郷台住宅。まあ、それも団地のうちだろう【撮影日:2018/04/10】
更に、ホームから横浜方面よりやや南寄りを眺めると、奇抜なデザインの建物も見える。写真では、「Fuji」と書かれた看板のすぐ右。あれも何なのか気になる。というか、あの建物にどこか見覚えがある…。古い記憶が。 ※Fujiは、スーパーだという【撮影日:2018/04/10】
ホームを下ると、南側にある駅の出入口まで、長い地下道のようなコンクリートトンネルが続く。これだけ長いのは、あの留置線の広い敷地をくぐっているため。つまり、この真上が例の線路だ。薄暗い通路だが、目の前の改札口は眩しい。【撮影日:2018/04/10】
本郷台駅舎。駅前広場は綺麗で、広々している。実は、駅舎は地下ではなく、むしろこここそが地上だった。そして、線路やホームは、ここよりも一段高い盛り土の上にあり、駅舎から伸びる地下通路はその盛り土の中だった、というからくり。さっき駅舎が見えなかったのは、駅舎が盛り土より低い場所にあるから。1973年の開業当初からこの構造だという。駅舎の隣には、そば・うどん屋とコンビニも建つ。 駅舎の後ろには、トンガリ屋根が印象的なマンションが建ち、目立つ。まるで駅舎が城の入口のように錯覚する。このマンションは当駅のすぐ北に隣接し、さっき駅名標の真後ろに写っていたもの。右奥のマンションは、急斜面の写真の右に写っていたもの。 こうして見ると、当駅の北は斜面&マンションで、南側は平ら&団地という感じ。当駅を境に地形が変わっている。【撮影日:2018/04/10】
駅前広場には、ロータリーも隣接。それを取り囲むように屋根も完備(駅舎までの屋根が無いのは惜しい)。その向こうには、例の奇抜な建物も見える。【撮影日:2018/04/10】
ところで、ロータリーの真ん中には道路に囲まれた島のような場所があって、そこには木々と、またしても奇抜なデザインの赤いオブジェがある。写真の写りが悪くて分かりにくいが、写真右半分に、赤いサンゴのような形の物体が生えている。大岩オスカール幸男という芸術家による、木のポートレイトというアート作品らしい。【撮影日:2018/04/10】
駅前の看板にあった、周辺案内図。ここは横浜市栄区(さかえく)唯一の駅で、本郷台駅は栄区の玄関口として機能しているみたいだ。周辺は栄区の中心で、栄区役所や消防署、図書館、文化センターなどが集まる。地図を見ると、あの奇抜な建物の名前はあーすぷらざといい、そここそが、栄区の文化センターらしい。上から見ると丸い建物で、地図でも目立つ。【撮影日:2018/04/10】 ※ちなみに、隣の大船駅の「大船」という地名は、鎌倉市のもの。ここは横浜市の中でもかなり端っこの方で、すぐ南には鎌倉市が迫る。でも、ここはれっきとした区の中心だし、そもそも違う市の地名のサブみたいな印象になっては困るから、「新大船」なんていう駅名にならずに済んで良かった、という声も聞く。
根岸線車内から見た、あーすぷらざの建物。括弧書きで「地球市民かながわプラザ」とも名乗っていて、どっちで呼ぼうか迷う。円形の建物本体からは、渡り廊下のような構造物が飛び出し、丸窓が並び、宇宙基地のような奇抜なデザイン。 実は小さい頃この建物に入った記憶があって、でも場所が分からなくて、今になって「あれってここだったのか!」となった。中には音楽ホールとかがあって、そこでバイオリンの演奏を聴きに行った気がする。何の縁で訪れたのかは全然思い出せない…。でも、あの日にサンゴみたいな赤いオブジェを見かけた記憶もあるから、確かにここで間違いないみたい。【撮影日:2018/04/10】