新がつく駅地図手帖

新八雲駅(予定・仮称)


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▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新八雲(予定・仮称)しんやくも八雲北海道
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廃止
2031年- - - - 年

▼この駅を走る予定の路線 

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JR北海道北海道新幹線高速鉄道
JR東日本[直通]東北新幹線高速鉄道

▼備考 

2031年開業予定の、北海道新幹線の駅。八雲町の新幹線としての玄関口となる。八雲町の中心は、ここから東の方にある在来線の八雲駅(新抜き駅)の周りに広がっている。一方、当駅周辺は農村地帯で、牧場が広がる。ここに駅は要らない、新幹線駅として本当に成功するのかという意見もあったが、八雲町は新幹線を推進していて、実際に当駅が建設されることが決定した上で工事は始まっている。 八雲町としては、むしろ成功させようと張り切って駅前を開発するから失敗するのであって、あえて駅前開発を最小限にし、「牧場の中にポツンと新幹線駅」をコンセプトにすることで、かえって北海道・八雲町の風景の良さを活かすことができる、という方針。八雲町は北海道酪農発祥の地だといい、変に開発して背伸びするよりもその方がストレートに八雲町らしさを出せる。つまり、元から付近にある牧場をそのまま活かす。当駅のホームからは牛が見られるという。あえて田舎の新幹線駅を目指すという斬新さが、かえって注目を集める可能性もある。 南隣が新函館北斗駅になる。一方、北方向は長万部(おしゃまんべ)→倶知安(くっちゃん)→新小樽(仮称)札幌という感じになる。 ※新抜き駅の八雲駅は、江差線も吉岡海底駅(在来線時代の青函トンネル内にあった駅)も無くなった2021年現在、北海道最西端の鉄道駅だという。2016年までは八雲駅北隣の鷲ノ巣駅(わしのすえき)が僅差で最西端だったが、それもその年に信号場へ降格された。ただ、将来開業予定の当駅の方が更に西にあるため、将来は当駅が最西端となる予定。ちなみに、歴史上最も最西端だったのは、函館本線の国縫駅(くんぬいえき)から西へ分岐していた瀬棚線(せたなせん)の終着、瀬棚駅。立地した当時の瀬棚町は、後の合併で「せたな町」となっている。 ※北海道新幹線は、貨物列車と併用の区間があったり、沿線人口が少なかったり、JR北海道の経営改善の切実な切り札だったりと、他の新幹線とは色々違った事情があり、駅の需要予測や将来の運行方法など、議論が絶えない。札幌駅の新幹線ホームをどこに作るかも長い間なかなか決まらなかったが、2018年3月になってやっと、在来線札幌駅やJRタワーの東隣、創成川の上に高架で作る案に決定した。 ところで、北海道新幹線は整備新幹線なので、従来からある在来線は並行在来線としてJRから分離される。江差線だった木古内~五稜郭間は既に「道南いさりび鉄道」として分離済みだが、2031年に新幹線の新函館北斗~当駅~札幌間が延伸開業した時には、更に函館本線の函館~五稜郭~新函館北斗~八雲(新抜き駅)~長万部~余市~小樽間もはるばる分離される予定(小樽~札幌間は客が多いため分離されない)。このうち、函館~五稜郭間は函館アクセスのため必要で、五稜郭~長万部間も貨物列車の運行上必要なため線路は残されるが、今や殆ど客のいない大赤字区間となり果てている長万部~ニセコ~倶知安~余市~小樽間(後述する通称「山線」区間の大半)については、三セク転換すらせずに鉄道自体を廃止し、バス転換する事が決まった(余市~小樽間は余市町が必死に存続を求めていたが、それも叶わなかった)。並行在来線が三セク転換されずに鉄道自体が廃止になる例は、横軽以来2例目という。 ※長万部~札幌間の経路には、内陸の函館本線経由の通称「山線」、海沿いの室蘭本線・千歳線経由の通称「海線」の2つがあるが、元は山線の方がメインルートで優等列車も走っていた。「函館本線」という壮大な路線名が山線経由で命名されているのも、その名残。しかし、海線の方が沿線人口や線形などに恵まれ、山線より遠回りにも拘らず所要時間も逆に縮んだため、戦後になると徐々にメインルートの座を海線の方に奪われ、山線からは優等列車も全廃され、しまいには完全にローカル線にまで成り下がってしまっていた。今回、遂にこの山線の大半が廃止される事となった。特急北斗も今は全て海線経由となっていて、内浦湾(別名、噴火湾)をぐるっと回り込む経路となっている。

▼関連写真 

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