新がつく駅地図手帖

新白石駅(仮称)


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▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新白石(仮称)しんしろいし白石宮城県
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廃止
1982年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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JR東日本東北新幹線高速鉄道

▼備考 

東北新幹線の駅。開業まではこの仮称だったが、蔵王の観光PRの意味も込めて、正式駅名を「白石蔵王駅」(しろいしざおうえき)とした。しかし、ここから蔵王山までの直行バスは無いという(昔はあったが、後に廃止)。ここは新幹線単独駅で、両隣は仙台駅と福島駅。東北新幹線の中でも利用者が少なく、各駅停車のやまびこにすら通過される時がある。 白石駅(新抜き駅)は東北本線の駅で、北西の方にある。白石には、白石城などがある。東北新幹線には他に、水沢江刺駅などもある。 東北新幹線では、宇都宮~盛岡間で320km/h運転が行われている(営業最高速度としては日本最速)。これは所要時間短縮に大きく貢献している。大都市圏の多く連なる太平洋ベルトと違い、沿線に目立った大都市圏の無い東北/北海道新幹線は、所要時間を縮めて初めて飛行機とまともに競争できるといい、高速化は宿命だった。将来この区間では、更に速い世界最速の営業最高速度360km/hでの運転を目指していて、E5系により始まった320km/h運転は、その前段階のもの。また、最高260km/hの整備新幹線として作られた盛岡~新青森間も、設備を増強して320km/h化予定。北海道新幹線も勿論、320km/h対応で建設中。東北新幹線は高速化のために線形が良い区間も多く、特に当駅~仙台駅間にある直線区間は完全な直線線路としては日本最長。東北新幹線には60kmにも及ぶ長大ロングレールもあり、高速運転環境がこれでもかと整備されている。 一方、(東京~)上野~大宮間や北海道新幹線の三線軌条区間には在来線並みの速度制限があり、これらも競争のハンデとなっている。北海道新幹線直通で札幌方面の飛行機に勝つには、これらのハンデ区間を考えると、ハンデの無い区間で360km/h運転が必要な為、JR東日本は技術開発を進めている(試験車ALFA-X等)。 ※整備新幹線とは、1970年制定の全国新幹線鉄道整備法(全幹法)という法律に従って、1973年に国が建設計画を決めた新幹線の事。まだ新幹線が東海道・山陽新幹線のみで、他の計画も上越・東北新幹線(盛岡まで)のみだった頃、「他にも更に沢山新幹線を作って、全国に新幹線を整備するぞ」という法律・計画だった。具体的には、東北新幹線(盛岡~新青森間)北海道新幹線北陸新幹線九州新幹線(鹿児島・長崎方面)が整備新幹線にあたる。但し、この計画が出来た1973年当時は、「260km/hなんてめっちゃ速いじゃん、最先端じゃん」という時代だった。そんな時代に「整備新幹線は最高260km/hで建設する事」という計画が決まったが、この計画を作った人は、後にまさかその速度が遅いと思われる時代が来るとは思ってなかったようで、今では「何故300km/h以上が当たり前の時代にわざわざそんなしょぼいスペックで新幹線を作らなきゃいけないんだ」となる厄介な足かせゾンビ計画となっている。法規の世界では、改正されない限り書かれている事に忠実に従う必要がある為、誰かがこの計画をもっと速い速度に改正してくれないと困る状況になっている。 盛岡~新青森~札幌間が320km/hに決まったのは奇跡的な例外で、JR東日本が強い態度で計画に背き、独自に320km/h化を決意した事による。計画改正があまりにトロいので、待ってられず早い判断を下したJR東日本は、称えられている。 ※この計画は、並行在来線問題の出所でもある。 ※中央新幹線も全幹法に従って計画が決まったが、こちらの計画は2011年に決まった新しいものなので、いわゆる「整備新幹線」には含まれず、しょぼい最高速度も無い。

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