新がつく駅地図手帖

小鶴新田駅


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▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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小鶴新田こづるしんでん宮城県
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廃止
2004年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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JR東日本仙石線普通鉄道

▼備考 

地元の請願で実現した、仙石線の請願駅。2004年の開業までの仮称は「新田東駅」だったが、正式駅名をこの駅名とした。近くには昔、新田駅(廃駅)もあったという。 仙石線は、仙台市内のあおば通駅と石巻駅を結ぶ路線。仙台駅も通り、台と巻を結んでいる。2011年の東日本大震災での被害が大きく、その後暫く運休が続いたが、一部ルート変更などを経て2015年5月30日に全線復旧した(同時に、仙石東北ラインも開業。これについては松島駅のページ参照)。 ※仙石線には、2016年3月に石巻あゆみ野駅という新駅も開業した。

▼関連写真 

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小鶴新田駅を発車する、高城町(たかぎまち)行き。この車両は205系3100番台と言い、仙石線用の車両。これは緑色をしていた。他に、青色など色んな色のがある。【撮影日:2017/03/19】 ※205系は国鉄時代の末期に作られた車両だが、JRの時代になってからも沢山の改造車が造られたようで、ここのもその1つ。他に、武蔵野線鶴見線・南武支線・相模線・川越線・日光線などにも、「205系~番台」というのが走っている。それらの電車の顔は様々で、とても同じ205系とは思えない。元祖205系(0番台)の顔に一番近いのは、武蔵野線のもの(5000番台)のようだ。 ※ところで、顔の違う205系は、元の205系を改造した結果生まれたものらしい。例えば、この仙石線や南武支線・鶴見線などの205系の顔は、なんと元々中間車だったものを無理やり改造して、運転台を取り付けて先頭車化したものらしい。仙石線の205系は元々山手線埼京線用の205系だったらしく、改造を経てはるばる仙台までやって来たと思うと感慨深い。

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小鶴新田駅の駅名標。右上の「」は、「仙台市内」の駅という意味だそう。 ※長距離移動をした時に運賃を節約できる「特定都区市内駅制度」という特例があって、例えば東京~仙台~当駅間の移動をした時、払うのは東京~仙台間の運賃だけで、仙台~当駅間の運賃は免除される。「仙台市内」は、「仙台~当駅間は免除してもらえる駅だよ」という意味らしい。普段「山」「区」と書かれた駅名標を見慣れすぎてスルーしてたけど、それも同じ制度を表す記号。ただ、中には駅の構造など物理的な理由で、特例無しではこの制度を適用できない駅もある(新神戸駅など)。【撮影日:2017/03/19】

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縦書きのひらがな駅名標には、むすび丸がいた。宮城県内のJR駅でよく見かける。すごく癒されるキャラ【撮影日:2017/03/19】

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当駅の仙石線の時刻表。仙台市街地の中なので、かなり本数は多い。ただ、終点の石巻まで行く列車は少なく、ほとんどは途中の東塩釜止まりのようだ。 小鶴新田には各駅停車しか停まらない。仙石線の快速列車は仙石東北ラインで、当駅は通らず、近くの東北本線(東仙台駅)を通るようだ。東仙台駅は、ここから西北西にある。【撮影日:2017/03/19】

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小鶴新田の橋上駅舎から、仙台方面を眺める。複線の相対式ホーム。【撮影日:2017/03/19】

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小鶴新田駅舎の中。改札口と、大きな窓口がある(みどりの窓口)。都会の、栄えた感じがする。ここは改札内。駅舎の西側(仙台方向)に立って、南側を向いている。【撮影日:2017/03/19】

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改札を出て北を向く。ここは駅舎の東側。KIOSKが見える。【撮影日:2017/03/19】

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駅舎から、東側、高城町・石巻方面を眺める。周辺の街は、まだ新しい。写真左側には、まだ何も建っていない大きな更地が。 ※数年前の航空写真では、この更地に大きなプレハブが建っている。今は何も無いため、後に撤去されたと思われる。少し調べると、2012~2014年の間、近所の新田小学校の仮校舎がここに建っていたようだ。3.11で傷んだ旧校舎を建て替える際の仮校舎だったらしい。【撮影日:2017/03/19】

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駅の北側には、新しい街並みが広がる。駅前ロータリーも整備。周辺は、昔は田んぼだったが、1990年代から開発が始まり、「新田東」という新しい街区が出来た。当駅の仮称が初め「新田東駅」だったのはそのためと思われる。市街地化が進むにつれて、元々駅の無かったここに当駅が必要になり、2004年開業。 すぐ北には、仙台市民球場含む新田東総合運動場や、新しいモール・公園なども造られた。新しいマンションも多い。【撮影日:2017/03/19】

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小鶴新田駅舎を、北口側から。【撮影日:2017/03/19】

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駅舎のすぐ前には、新田東すいせんこども園というこども園が建っている(当初は「保育所」を名乗っていたが今は「こども園」)。写真右奥には、立体駐輪場も整備されている。【撮影日:2017/03/19】

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小鶴新田駅舎の南口側。新しい街の広がる北側に比べて、こっちは狭く、閑散としている。こっちにも、駐輪場はある。写真左に、駐輪場のピンク色の入口が見える。右に見える駐車場は、中古車販売店とレンタカー屋らしい。【撮影日:2017/03/19】

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駅の南すぐ真ん前には、梅田川という川が流れている。七北田川(ななきたがわ)の支流。駅からまっすぐ、橋はかかっているが、広い土地は無いので、駅前広場のようなものは無い。写真は、仙台方向を眺めたもの。【撮影日:2017/03/19】

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当駅に到着する、東塩釜行き。これもさっきと同じ205系3100番台だが、何やらラッピングされていた。【撮影日:2017/03/19】 

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ラッピング車両の正体は、「ゆめのまち列車」(撮影は東塩釜駅)。3.11からの復興と仙石線の復旧を記念して、野蒜(のびる)小学校の6年生や東北出身の絵本作家がデザインし、2015年に走り始めたものだった。このラッピングは2017年3月一杯で終了し、残念ながら今は見ることができない。【撮影日:2017/03/19】

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当駅を東に出発して、隣の福田町駅に近づいた時、車両基地の横を通った。仙台車両センター宮城野派出所と言うらしい。仙石線の車両が沢山停まっている。車両には、青色のラインが入っていた。【撮影日:2017/03/19】

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