新がつく駅地図手帖

西新町駅


最終更新: 2023/07/03

▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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西新町にししんまち兵庫県
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廃止
1923年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

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山陽電気鉄道本線(SY)普通鉄道

▼備考 

駅番号SY18の、山陽電気鉄道本線の駅。すぐ東隣が山陽明石駅。当駅周辺は2015年に高架化され、駅舎も新しくなった。同時に、駅の北側には駅前ロータリーや広々とした歩道なども造られた。一方、駅のすぐ南側には元々小さい工場のようなものが建っていたが、それを取り壊して再開発し、2023年に入居開始した「リアラス明石西新町」という新しいマンションが出来ている。どうやら駅とマンションの距離が兵庫県一近いらしい。 山陽電気鉄道本線は、山陽姫路駅と西代駅(にしだいえき)を結ぶ路線。主に神戸~明石~姫路間を結ぶ役割を果たしているが、ルート的にJRの山陽本線と競合している。途中、飾磨駅(しかまえき)からは山陽網干方面の網干線(あぼしせん)も分岐する。速達面ではJRの新快速等に歯が立たないが、JR山陽本線よりも駅が多いため、沿線の需要をより細かく拾うことができる。例えば、カーレーターなどのある須磨浦山上遊園最寄りの須磨浦公園駅はJR側には無く、山陽電鉄本線のみ。現地では、「山陽電車」とも呼ばれている。 網干線は、山陽電鉄がかつて赤穂(あこう)等を経由して岡山まで線路を伸ばそうとした名残だという。岡山までの鉄路は現・赤穂線に取られてしまったため、山陽電鉄の岡山延伸は実現しなかった。本線で姫路から神戸大阪方面へ向かう時、まず飾磨まで南下して遠回りするが、それも岡山延伸のために網干線の方の線形を良くした名残。 山陽電鉄本線の列車は基本、西代駅から先の神戸高速線へ乗り入れ、新開地駅と、その先の阪神本線阪急神戸線のそれぞれ神戸三宮駅まで直通している。両者とも同名の駅のため、時刻表では阪急神戸三宮行きを「さ」、阪神神戸三宮行きを「サ」と書くなどして区別している。 中には、山陽電鉄本線から阪神の大阪梅田駅まではるばる直通する列車もある。但し、阪神大阪梅田まで直通するのは「直通特急」など一部の優等種別のみで、普通列車しか来ない当駅からは大阪梅田までの直通列車に乗ることはできない。また、前述の通り大阪までの速達性はJR新快速の方が上で、直通特急で大阪へ行くと1.5倍以上の所要時間がかかるため、直通特急を端から端まで乗り通す人は殆どおらず、実際にはもっと細かい移動で使われる。 ※阪神神戸三宮駅は阪神本線内にあるとは言え、ほぼ神戸高速線内のような存在のため、当駅から行ける直通先はほぼ神戸高速線内止まりのようなもの。そのため、当駅の直通データには阪神線を入れていない。 ところで、阪神なんば線の開業によって、山陽姫路駅~山陽電鉄本線~神戸高速線~阪神本線~阪神なんば線~近鉄難波線~近鉄大阪線~近鉄奈良線~近鉄奈良駅間の線路がはるばる繋がったことになる。走る列車は山陽・阪神・近鉄と私鉄3社にわたり、長大な線路となっている。この姫路~奈良間に長距離列車を走らせる構想もあるが、今の所、端から端まで直通する定期列車は実現していない(イベント列車が走破したことはある)。更に、近鉄大阪線から名古屋線へ向かえば、線路自体ははるばる近鉄名古屋駅まで繋がっている。 ※関西の私鉄は「○○電車」と呼ばれる事が多い。山陽電車の他に、阪神電車阪急電車京阪電車阪堺電車など。

▼関連写真 

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