新がつく駅地図手帖

新開地駅


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▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
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新開地しんかいち兵庫県
開業*開業年クリックで、
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廃止
1968年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

運営会社*虫眼鏡クリックで、
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路線*路線名クリックで、
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種別*種別名クリックで、
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神戸高速鉄道神戸電鉄神戸高速線(南北線)地下鉄
神戸高速鉄道阪急神戸高速線(東西線)地下鉄
神戸高速鉄道阪神神戸高速線(東西線)地下鉄
山陽電気鉄道[直通]本線(SY)普通鉄道
神戸電鉄[直通]三田線(KB)普通鉄道
神戸電鉄[直通]有馬線(KB)普通鉄道
神戸電鉄[直通]粟生線(KB)普通鉄道
阪急電鉄[直通]神戸本線(神戸線)(HK)普通鉄道
阪神電気鉄道[直通]本線(HS)普通鉄道

▼備考 

神戸高速鉄道の駅。神戸高速鉄道は当駅設備の所有会社で、実際にここを走るのは、各方面から直通してやって来る阪神電気鉄道・阪急電鉄・山陽電鉄・神戸電鉄の電車。神戸高速鉄道は、これら各路線の線路を一気に繋げて神戸市街地を直通させる機能を持つ。神戸高速鉄道は、それを実現させる為に設立された第三セクター会社。 当駅は神戸高速線の中で一番重要なポジションにあり、各線が一堂に会する結節点となっている。その為、当駅を乗換駅として使う客が多い。阪神・阪急(山陽)の駅には駅番号HS36、神戸電鉄はKB01が付いている。 阪急/阪神神戸高速線は「東西線」と案内され、大阪梅田(大阪府)方面からの阪急神戸線阪神本線がそれぞれやって来て合流し、当駅までやって来る。当駅から東西線で東へ進むと、高速神戸駅までは同じ線路を通るが、その先で阪急電車と阪神電車が分岐し、阪急は高架の神戸三宮駅、阪神は地下の神戸三宮駅へと、それぞれ同名だが別の場所の駅へ分かれていく。また、それぞれの大阪側の行先もまた同名の「大阪梅田駅」の為、当駅の時刻表などでは、阪急の駅を平仮名、阪神の駅を片仮名で書くなどして工夫している(例えば阪急大阪梅田行きを「う」、阪神神戸三宮行きを「サ」など)。 東西線の反対(西)方向は、山陽電鉄本線と繋がっている。また、神戸電鉄神戸高速線は実質、有馬線の続きのようなもの(こちらは「南北線」と案内される)。東西を走る阪急/阪神神戸高速線から見れば当駅は途中駅のような構造だが、地図や路線図を見れば分かる通り、南北を走る神戸電鉄神戸高速線(南北線)にとっては当駅は行き止まりの終着駅となっている。南北線の範囲は湊川駅~当駅間の1駅しか無く、普通鉄道の路線の長さとしては日本最短だというが、実際には有馬線の続きとして使われる為、本当に南北線内だけで折り返す列車は無い。 神戸高速線は、これらの繋がっている全ての路線へと直通していて、当駅から西新町駅や山陽姫路方面、新在家駅や阪急/阪神大阪梅田駅方面、鈴蘭台駅や有馬温泉・三田駅方面などへも行ける。更に、神戸高速線の東西線を介して、阪神と山陽も相互直通運転を行っている。これにより、阪神側の大阪梅田と山陽側の山陽姫路をはるばる直通する直通特急なども走っている。 一方、阪急神戸線は、阪神のように山陽側へ直通する事はせず、当駅で大阪梅田方面へ折り返していく。また、山陽電車も、阪神側へは直通するが阪急側へは入っていかない。つまり、阪神と山陽は相互直通運転をしているが、阪急と山陽はしていない為、両線を跨いで移動するには当駅などで乗り換えが要る。かつては阪急と山陽も相互直通していたが、それは諸事情で廃止された。阪急・山陽間直通運転廃止の原因として、山陽側の電車が阪急線内で衝突事故を起こしたせいだとする俗説があるが、その説には根拠は無いという。 神戸高速線は元々、それぞれバラバラで繋がっておらず、乗り換えが不便だった各私鉄の線路を繋げる目的で作られた。名前に「高速」とあるが、実際には大して高速ではないどころか、「神戸高額低速鉄道」と揶揄される事すらある。というのも、この「高速」はあくまで「路面電車よりも高速」という意味に過ぎない。同様の意味の「高速」は、東京高速鉄道大阪市高速電気軌道関西高速鉄道横浜市高速鉄道など、かつて路面電車が担っていた都市内交通に代わる地下新線の社名や路線名に付けられる事が多い。 ちなみに、「新開地」はこの辺りの地名。近くの湊川という川が昔はこの辺りを流れていたが、そこを埋め立てて新たに開発した土地である事から、その名が付いたという(新しい流路の為に湊川隧道が掘られた)。また、昔は地上に神戸市電の新開地電停(廃電停)もあった。新開地の街は、かつて繁華街として大いに栄えた歴史を持つ。ただ、繁華街としての新開地の衰退は、他でもないこの神戸高速線が原因と言われる。かつては各私鉄の乗り換え客が地上を移動し、繁華街を賑わしていたが、乗り換えが地下で完結するようになり、地上へ人が出て来なくなった事が原因と言われている。

▼関連写真 

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