新がつく駅地図手帖

流山新市街地駅(仮称)


最終更新: 2021/12/24

▼この駅について 

駅名読み新抜き駅
立地*立地名クリックで、
その立地を検索
流山新市街地(仮称)ながれやましんしがいち千葉県
開業*開業年クリックで、
同年開業の駅を検索
廃止
2005年- - - - 年

▼この駅を走る路線 

運営会社*虫眼鏡クリックで、
その会社を検索
路線*路線名クリックで、
その路線を検索
種別*種別名クリックで、
その種別を検索
東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)(TD)普通鉄道
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(TX)普通鉄道

▼備考 

この駅は、つくばエクスプレスの駅として2005年に開業。同時に、乗換駅として東武野田線にもホームが新設された。つくばエクスプレス(TX)の駅番号TX12、東武野田線の駅番号TD22。「東武アーバンパークライン」は、愛称。 2005年以前の野田線には、ここに駅は無かった。地元の請願で実現した請願駅。初めは周りに何も無く、田舎だったが、当駅のお陰で周辺は著しく発展し、請願駅の成功例と言える。当駅開業前はこの仮称が使われていたが、正式駅名を「流山おおたかの森駅」とした。あまりに長いので、単に「おおたか」と略されることもある。 流山おおたかの森 S・Cという商業施設が駅に隣接している。TXのもたらした宅地開発で、付近には新しい街が広がる。街の名前も「おおたかの森」で、TX効果もあってマンションや家が増えている。 ところで、当駅周辺の風景が、アニメのろこどるに描かれている(「流山」は、「流川」という架空の地名になっている)。また、TXには新御徒町駅、東武野田線には新柏駅などもある。

▼関連写真 

685-1.jpg
685-2.jpg

当駅TXホームと、駅名標。駅番号12。2面4線の島式ホームで、ホームドア完備の高架駅。当駅では快速が普通列車を抜くことが多く、上下線2つずつの4番線まである。また、TXの駅名標は、他の鉄道のようにホーム上にあるのではなく、写真のように線路の向こうの壁にある。また、車内のどこからでも駅名が分かるように、ホームドアの裏側にもいちいち駅名が書いてある。※駅名標の奥に見えるのは、東武野田線の線路(大宮方面)【撮影日:2016/10/11】

685-3.jpg

当駅を発車する、普通秋葉原行き。奥には、到着する快速つくば行きも見える。写真の秋葉原行きの車両は、TX-1000系と思われる。一方、つくば行きのはTX-2000系だった。TX-2000系は交直流対応の車両で、守谷以北の交流区間へも直通できる。逆に、TX-1000系は交流非対応で、必ず守谷止まりとなる。見分けはほぼつかないが、車両に書かれた番号から判断できる。また、交流対応のTX-2000系は変電所の機能をパンタグラフ周辺の機器に搭載している分、パンタグラフの周りがごちゃごちゃしている所からも見分けができる(これは、日本全国の他の交流対応車でも同様に見られる特徴でもある)。【撮影日:2016/10/11】 ※TXは、守谷以南が直流、以北が交流になっている。正確には、小貝川橋梁を過ぎた北東辺りに境目があり、架線に設けられたデッドセクションという設備で交直流が切り替わる。交流と直流の電線はそのまま繋げられないので、デッドセクション内は電気が流れておらず、その間電車は惰性走行する。その時、車内の一部ライトが消灯する。デッドセクションは短いので、消灯はほんの数秒で終わる。と言っても、消灯するのはドア上の停車駅一覧図のライトくらいで、室内照明など殆どはバッテリー給電に切り替わり、点灯したまま。バッテリーなど殆ど発達していなかった昭和の国鉄では、黒磯駅のデッドセクションで室内照明が消えて真っ暗になるなどが名物だったが、時代と技術の進歩により、今ではそういう光景は滅多に見られない(たまにバッテリー切れで消灯する場合はある)。 デッドセクションは異なる電化方式の境目に設置されるが、電化方式には交流/直流の違いだけではなく、他にも電圧が違ったり、交流の位相が違ったりと、様々な境目が存在する。TXのように交流/直流の境目にあるものを「交直セクション」と呼ぶが、交流/直流が同じでも電圧が違うものを「異電圧直直セクション」「異電圧交交セクション」と呼び、位相が違うものを「異相区分交交セクション」と呼ぶ。また、電化方式が同じだとしても、境目で鉄道の運営会社が異なり、それぞれの電線を直接は繋げたくない場合に「異社間直直セクション」が設けられる場合もある(松田・新松田駅間の連絡線や、栗橋駅など)。

685-4.jpg

TXの駅舎と、当駅南口。南口前には広場があり、たまに催し物も行われる。写真右の白い屋根は、駅入口(2階)から直接広場に降りるエスカレーター。それとは別に、モールの2階と直結する渡り廊下もある。撮影は、そのモールから。【撮影日:2016/10/11】

685-5.jpg

当駅入口から流山おおたかの森S・Cというモールに直結する、渡り廊下。【撮影日:2016/10/11】

685-6.jpg

当駅は東武野田線とTXの駅だが、両路線の入口は、この2階の広い空間を挟んでいる。この写真で、左奥が東武野田線の改札口、右がTXの改札口。ちなみに、さっきの渡り廊下はここから正面奥に進むとある。【撮影日:2016/10/11】

685-7.jpg

写真のように、当駅北側はまだ未開発で更地のところが多い。まだ新しい街で、今後更に発展する見込みがある。※この写真では奥に小さく筑波山が見えるが、今は手前にマンションが建って隠れ気味になってる【撮影日:2015/12/28】

685-8.jpg

流山おおたかの森S・Cという、大きなショッピングモール。写真左には、当駅と直結する渡り廊下も見える。手前の広場は、南口前の広場。催し物としてミニスケートリンクが出現していた。【撮影日:2015/12/28】

685-9.jpg

冬には、この広場の木がイルミネーションで光る。【撮影日:2015/12/28】

685-10.jpg
685-11.jpg

東武野田線のホームと駅名標。駅番号TD22。このホームは地上で、高架駅のTXと当駅で立体交差する形になっている。写ってる車両は、急行大宮行きの60000系。※東武野田線の急行は、長らく大宮~春日部間でしか急行運転をしなかった。それ以外の区間では、普通列車と同じく各駅に停まっていたが、この状況は2020年春に解消した。【撮影日:2016/10/11】

685-12.jpg

当駅東口前のようす。東口は、ここから階段を下る。ロータリーがある。こっちには大型モールが無いので南口ほど賑わってはいないが、マンションが多く、地域の住民やバス停利用者で賑わう。右に見えるのは、東武野田線の駅舎。【撮影日:2016/10/11】

685-13.jpg

東口の階段を下りてまっすぐ進むと、TX開通記念の碑がある。上記でも触れたが、当駅は請願駅で、元々ここに駅と市街地を作る計画は無かった(そもそもTXのルートがここを通る保証も無かった)所、当駅設置を要望したおかげで周辺は発展したため、ここへのTXの誘致に尽力した人を称えている。【撮影日:2016/10/11】

685-14.jpg

さっきの記念碑の所から更に進むと、マンションにぶつかる角の駐車場に、TXの回数券のばら売り自販機がある。これを使えば、TXに安く乗れる。他に、南流山駅や八潮駅周辺、つくば市内などにも同様の自販機がある。【撮影日:2016/10/11】 ※2019年2月追記: 最近、ここよりもっと東口寄りにもう1台増えてくれた。

 14件の関連写真。
写真を追加 / ギャラリー